生理で知っておくべきこと―自分の体を守る正しいデータを持てなかった女性たちへ

細川 モモ【著】/佐藤 雄一/奈良岡 佑南【監修】

日経ＢＰ（2021/05発売）

• サイズ 46判／ページ数 288p／高さ 19cm
• 商品コード 9784822288921
• NDC分類 495.13
• Cコード C0077

内容説明

日本女性の生理のデータは、今この瞬間も分析が進んでいる最中です。最新のデータと研究結果が載るのは、この本が初めてです。

目次

ＶＯＬ１　あなたの生理が正常か知る（あなたの生理は正常ですか？；「普通」の生理とはなんだろう　ほか）
ＶＯＬ２　生理を軽くする方法（食事について知るだけで、生理の悩みは軽くなる；少しの知識があれば、必要な栄養はすぐとれる　ほか）
ＶＯＬ３　血のことを知れば、女性の体の悩みはほぼ解決する（女性に貧血が多いのは、生理があるから；鉄は「血の中」にある　ほか）
ＶＯＬ４　更年期は、知っておけば怖くない（日常生活に支障が出る人は少ない；更年期障害は生活習慣でよくなる　ほか）

著者等紹介

細川モモ［ホソカワモモ］
予防医療・栄養コンサルタント。一般社団法人ラブテリ代表理事。両親の闘病をきっかけに予防医学を志し、米国で栄養疫学と出会う。Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ　Ｓｕｐｐｌｅｍｅｎｔ　Ａｄｖｉｓｅｒを取得後、０９年に日米の専門家チーム「ラブテリ　トーキョー＆ニューヨーク」を発足。母子健康をテーマとした共同研究を複数手がける。１４年に三菱地所と働く女性のための「まるのうち保健室」を立ち上げ、「働き女子１，０００名白書」を発表。以後、全国で保健室を開催し、女性のヘルスリテラシー向上と大規模調査を行っている。２万人を超えるデータをメディアや自治体、企業に提供することで女性の健康を支える社会環境づくりに取り組み、日本栄養士会「８４セレクション」他、複数のアワードを受賞。生理用品Ｎｏ．１ブランド“ソフィ”の生理管理アプリを開発・監修（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[b☆h]

タイトルに惹かれて。そういえば、ちゃんと知らないなぁと。生理痛が起こる仕組みや、骨は20歳がピークなんて知らなかったから、今知れて良かった。女性ホルモンや更年期のことにも触れていて、今読めて良かったと思う。35を越えて本当に体調変わってしまって不安が大きかったけど、こうして知れることでその不安は小さくなるなと実感。毎日の食事と運動の大切さも改めてよくわかった。

2023/10/24

[まわる]

読んでよかった。知っていることも多々あったけれど、冒頭のヘルスリテラシー（己の体・健康についての知識があり、それを元に判断したり役立てる力）が高い人は仕事のパフォーマンスが高いし健康に働き続けられる自信もあるという特徴が多く見られるという。そういう視点で取り組む発想がなかったので読むのが楽しかった。私はとにかく眠くなるのとPMSがひどいのだけれど、食生活の改善を意識するだけでとだいぶ変わってくるのだな。ただし、眠くなるのは日中の光を浴びるだけでもリズムを乱すとか。現状は食事量の管理で対応するしかないな。

2021/08/06

[おでんくん]

PMSや更年期障害はまだまだ研究され始めたばかり。いろんな事が解明されていくのが楽しみだ。 女性なら一読する価値あり。 今回驚いたのはマグネシウムが皮膚からも吸収されるってこと。入浴剤はマグネシウム入りのものを選ぼう。

2021/10/09

[鳩羽]

アプリ等で収集したビッグデータから、生理の量や頻度がどう変化していくのか、どのくやいの人が生理痛やPMSに悩んでいるのか、医者にかかる目安など、生きていく上でうまく付き合っていかなければならない生理の最初から最後までをまとめた本。生理痛が血を押し出すために痛いというのが、痛み的にすごく納得した。病院に行くほどでないけれど不調、という状態を改善するための、ヘルスリテラシーを高める記述が多かった。当たり前のように思えることでも、理由や理屈を知った上で実践していくことが大切なのだと思う。

2021/05/08

[なつき]

図書館用。小学校の時の保健体育以来、ちゃんと学んだこともなくあとは口コミやネット情報頼りだったので、ちゃんと活字になってる資料が欲しかった。子宮が収縮するから起こる生理痛のしくみ、ではなぜ収縮するのかを初めて知りました。そりゃ痛いわ。

2021/11/15