見えない宇宙―理論天文学の楽しみ

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822283254
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0044

出版社内容情報

本書では現代宇宙論の最大の研究テーマになっているダークマターの候補として有望なものを一つずつ、理論的な面から検討していく。

内容説明

宇宙のダークマターとダークエネルギーを追い求める冒険の物語。

目次

ダークユニバース
死んだ星、ブラックホール、惑星、そして野球用具さえも
量子の世界からの暗黒
「量子の動物園」のダークな生きものたち
大いなる対称性
ダークマター狩り
重力、ひも、そして空間の次元
宇宙の始まり
何もない空間の重さ
ありそうもない宇宙
宇宙の子孫
懐疑論者
宇宙の将来予測

著者等紹介

フーパー,ダン[フーパー,ダン][Hooper,Dan]
米フェルミ国立加速器研究所の理論天文学グループの研究員。ダークマター、超対称性、ニュートリノ、余剰次元、宇宙線などを研究している。ウィスコンシン大学で博士号を取得、オックスフォード大学で研究員を務めた

柳下貢崇[ヤギシタミツタカ]
ブラックホールや中性子星のまわりにできる「降着円盤」の世界とコンピューター・シミュレーションに魅了され、宇宙物理学を専攻し、北海道大学で博士号を取得。「流体」に関わる研究者や教員を経て、現在は科学雑誌の翻訳者、学術論文のテクニカルエディター、大妻女子大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

12
星は水素からヘリウムと行き原子核を炭素へと核融合し始めると温度が上がり急激に膨張を始めるヘリウムフラッシュが起き赤色巨星になり強力な風で水素を飛ばし水素ガスの雲ができ惑星状星雲が起き惑星ができる。真空にはダークエネルギーが存在し宇宙が膨張している。不思議に真空が膨張し広がっている。目には見えない重力は時空、空間を支配する見えない力が凄い影響力を持っている2014/08/29

takao

1
ふむ2021/07/15

御光堂

1
ダークマターやダークエネルギーを仮定せずとも宇宙の観測結果が説明できるとする修正重力理論の本(『重力の再発見』)を読んだので、口直しに、ダークマターやダークエネルギーの存在を認める主流派による、それらの正体の考察、探索の試みについて書かれたこの本を読んでみた。この本が出たのが2008年で、2016年の現在でもそれらの正体はまだ不明。いつか明らかになるのだろうか。2016/10/31

エドバーグ

1
ダークマターとダークエネルギーについて、なんとなくわかったつもりに なりました。ニュートリノはダークマターでは無さそうなことも なんとなくわかりました。生きているうちに結論がでるのだろうか。2016/10/15

yahiro

1
この類の入門書はいろいろと読んでいるつもりだったが、全然わからない部分も多かった。超対称性について学べたのが収穫か。相対性理論くらいは理解しておかないとさっぱりかもしれない。2016/05/29

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