出版社内容情報
本書では現代宇宙論の最大の研究テーマになっているダークマターの候補として有望なものを一つずつ、理論的な面から検討していく。
内容説明
宇宙のダークマターとダークエネルギーを追い求める冒険の物語。
目次
ダークユニバース
死んだ星、ブラックホール、惑星、そして野球用具さえも
量子の世界からの暗黒
「量子の動物園」のダークな生きものたち
大いなる対称性
ダークマター狩り
重力、ひも、そして空間の次元
宇宙の始まり
何もない空間の重さ
ありそうもない宇宙
宇宙の子孫
懐疑論者
宇宙の将来予測
著者等紹介
フーパー,ダン[フーパー,ダン][Hooper,Dan]
米フェルミ国立加速器研究所の理論天文学グループの研究員。ダークマター、超対称性、ニュートリノ、余剰次元、宇宙線などを研究している。ウィスコンシン大学で博士号を取得、オックスフォード大学で研究員を務めた
柳下貢崇[ヤギシタミツタカ]
ブラックホールや中性子星のまわりにできる「降着円盤」の世界とコンピューター・シミュレーションに魅了され、宇宙物理学を専攻し、北海道大学で博士号を取得。「流体」に関わる研究者や教員を経て、現在は科学雑誌の翻訳者、学術論文のテクニカルエディター、大妻女子大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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