目次
プロローグ なぜ、組込みソフトエンジニアを極めるのか
第１章 時間分割のハードルを越える
第２章 機能分割のハードルを越える
第３章 再利用の壁を越える
第４章 品質の壁を越える
エピローグ 組込みソフトエンジニアを極めるとき
著者等紹介
酒井由夫［サカイヨシオ］
１９８７年よりクリティカルデバイスのソフトウェア開発に１９年間従事する。おもに１６ビットのワンチップマイコンを使った信号処理、リアルタイム組込みシステムの開発を行い、商品の仕様立案からソフトウェア開発のプロセス管理、プロジェクトマネージメント、安全性・信頼性の検証、保守、ソフトウェア技術者教育など組込みシステム開発に関する幅広い領域を経験する。オブジェクト指向設計やプロダクトライン戦略を商品開発に生かすことも試みている。商品開発を常にアーキテクトの視点から分析し、「具体から抽象へ」というアプローチにこだわる。２００３年より、ＳＥＳＳＡＭＥ（組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会）、ＥＥＢＯＦ（Ｅｍｂｅｄｄｅｄ Ｅｎｇｉｎｅｅｒ’ｓ Ｂｉｒｄｓ Ｏｆ ａ Ｆｅａｔｈｅｒ）に参加している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たいそ
4
RTOSのイベントフラグやTCB、割り込みの話からマーケティングまで、組込みソフトを極めるために必要な技術。「時間分割と機能分割のバランスポイント」、「ソフトウェアプロダクトライン（コア資産）」、「流用と再利用の違い」、「ドメイン分析」、「VerificationとValidation」などが参考になった。「自分たちのドメインにソフトウェア工学の技術を導入してテーラリングすること」が必要。2011/09/10
ボタもち
1
リアルタイムOSの説明からソフトウェアの設計手法、再利用のための組織としての取り組みまで広く説明されている本です。具体的な例を示しながら説明しているので実際の開発現場でどのように使用できるかイメージしやすかったです。ただ、読んでいて悲しかったのは、ここで紹介されている資産の再利用・品質向上のための取り組みが私の働いている会社でほとんど実践されていない現実を知ってしまったことです。少しずつでも取り組んでいきたいと思います。2020/02/01
ngou
0
RTOS使うことが前提な本2009/11/12
tameiki
0
シチュエーション物ノベルとして面白いと思うんだけど。2008/07/23
