• ポイントキャンペーン

SEは死滅する―もっと極言暴論編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822279806
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3055

出版社内容情報

『「SIガラパゴス」「ITムラ社会」「IT部門の『終活』」・・・

IT専門誌の元編集長が、

ユーザー企業のIT部門やIT業界の不条理やおかしさを斬る!』



 ハイテク産業のイメージと裏腹に、日本のIT業界は不条理の巣窟だ。

SIと呼ぶビジネスを世界に類を見ないほど発達させたが、

これは人海戦術でシステム開発を請け負う御用聞き商売。

SIerを頂点に多重下請け構造の下で仕事をこなす。

知識集約に程遠い典型的な労働集約型ビジネスだ。



 著者が「SIガラパゴス」と呼ぶ特異な業態の発達は、顧客である企業のIT部門の惨状と対をなす。

多くのIT部門は「組織の劣化→外注化→組織のさらなる劣化」という悪循環に陥った。

そんな状況の中、「SE」と呼ばれる技術者は今日も“デスマーチ”を歩む。



 IT専門誌「日経コンピュータ」の編集長として日本のITを見つめてきた著者が、

この不条理な世界を一刀両断。技術者の未来を示す。



※本書は、電子書籍「SEは死滅する」を基に加筆・再構成した書籍です。

【イントロダクション】

【第1章】 開発を忘れたIT部門の悲喜劇

【第2章】 ガラパゴス化する日本のIT業界

【第3章】 顧客とITベンダーの不条理な関係

【第4章】 技術者のキャリアの危機と可能性

内容説明

SIガラパゴス、ITムラ社会、IT部門の「終活」。IT専門誌の編集長としてIT業界を内から外からウォッチしてきた著者が業界の不条理を斬る!

目次

第1章 開発を忘れたIT部門の悲喜劇(寿命が尽きるIT部門に「終活」のススメ;経営者の間で台頭するCIO不要論 ほか)
第2章 ガラパゴス化する日本のIT業界(日本だけ!「SIガラパゴス」に明日はあるか;人手不足と騒ぐITベンダー、もういい加減にしなさい! ほか)
第3章 顧客とITベンダーの不条理な関係(日本企業にソフトは売らない;世界に通用するITを育てない罪 ほか)
第4章 技術者のキャリアの危機と可能性(技術者を襲う3年後の悲劇;技術者をプロジェクトマネジャーにするな ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

izumi

31
自分もITベンダーで働くSEなので、この本に描かれている状況は良く分かる。 危機感みたいなものは確かに伝わった。次はユーザ企業のIT部門で運用をやろうかなと思っていたが、そう甘くはなさそうだ。さてどうしましょうかね・・・。2015/12/26

Hiroki Nishizumi

7
一刀両断的切り口が心地よく響く。そうなんだ、そうなんだよと何度も頷ける。ただ現状分析と問題提議は極めて優れていると思うが、解決方法となるとなかなか至難の業なのかな・・・・2015/06/08

Hiroki Nishizumi

6
何年経っても状況は変わらないが、それでも参考になる示唆に富んでいる。2019/12/04

だんぶる

6
まぁ、伝統的なSIはこれからどんどん廃れていくのでしょう。でもお客さんのことを考えてより良いサービスを提供するためのお手伝いは絶対に必要。新技術を取り入れてニーズに応えられるようにならなきゃ!2016/05/07

Arowana

5
いろいろ大変なようですね…。2015/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9649812
  • ご注意事項

最近チェックした商品