内容説明
ゴルフ実況20年、石川遼プロを「ハニカミ王子」と名付けたベテランキャスターが見たプロ22人の挫折と復活。
目次
序章 プロゴルファーの生きざまから何が分かるか(なぜプロゴルファーに注目したのか;人生の転機と復活の方法;彼らの言葉にたくさんの発見がある)
本編 プロゴルファー22人の苦悩と復活(個性派人気ゴルファー 佐藤信人プロ;人気解説者 羽川豊プロ;論文のきっかけとなった人 山本幸路プロ ほか)
終章 違う道のプロやビジネスパーソンはこの本をどう読むか(寄稿)
著者等紹介
多賀公人[タガキミト]
KSB瀬戸内海放送キャスター兼プロデューサー。担当・制作番組多数。1963年岡山県玉野市出身。青山学院大学卒、サンフランシスコ州立大学留学。神戸大学大学院経営学MBA(ゴルフ実況歴20年、マンシングウェアオープンKSBカップ、関西オープンゴルフ選手権競技などの実況を通してのゴルフ人脈を活かした「プロゴルファーのキャリア・トランザクションに関する研究」を2013年に実施)。ユーキャン新語・流行語大賞の2007年年間大賞「ハニカミ王子(石川遼)」の生みの親としても有名。キャリアコンサルタント技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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積読書店員ふぃぶりお
2
読書の醍醐味は、他人の人生をチラ見できることでもある。本書に詰まった各プロが繰り広げる22通りのコース。ゴルフという世界を舞台に描くテーマは、「キャリア」。働き方・生き方を男たちの苦悩、曲がり角から考える。 尾崎直道、佐藤信人、金谷多一郎 、羽川豊を始め、ゴルフファン・愛好者も気になるラインナップではあるが、私のようにゴルフをプレーしない人にこそ読んでほしい。 この先、人生でふと立ち止まりそうなとき、悩んだときに効く生き様・言葉のレッスンがあるはずだ。人生というコースは果てしなく続く。金井壽宏先生推薦本。2014/06/15
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
1
修行のため、と参加した苦手なビジネス系の読書会で紹介されていた本。いやー、おもしろかった。サバイバーの言葉には有無を言わせぬ説得力がありますな。他者の過去の検証ってのは同じ問題ではなくても壁にぶつかった人の役に立つのですわ。2014/08/06
しおうり
0
ゴルフは趣味でプレーするが、この本でスポーツとしての奥深さや大変さを再認識した。ゴルフは簡単でないからこそ魅力的。2018/03/23