お金はサルを進化させたか―良き人生のための日常経済学

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お金はサルを進化させたか―良き人生のための日常経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822277581
  • NDC分類 338
  • Cコード C0033

出版社内容情報

誰にでも起こる身の回りの出来事を取り上げ、その裏に隠れているファイナンスやエコノミクスの基本用語と理論を分かりやすく解説。

あなたはお金を賢く使っていますか?

買い物をするときあなたの脳はどのように働くのか。
「お金の正しい使い方」「自分への投資」とは何か。
本書は、ファイナンス理論、金融工学、確率論、統計学、行動経済学などを使って、
「いかにお金を賢く使うか」を解説します。

「不動産の知識がなくても3分で自宅の価値がわかる」
「人はなぜ当らない宝くじを買うのか」
「銀座と渋谷の土地の値段はなぜ違うのか」
「なぜお金持ちはリスクを嫌うのか」
「なぜギャンブルにはまってしまうのか」
「なぜ人は生命保険に入るのか」


など、誰にでも起こる身の回りの出来事を取り上げながら、その裏に隠れているファイナンス理論や行動心理の
理論を分かりやすく紹介。

今までなんとなく漠然と行っていたお金について、その正しい使い方について深く考察していきます。

限りあるお金をいかに有効に使い、いかに適切なタイミングで自分自身に投資し、
自分を成長させ、人生を豊かにしていくか、そのための知恵を得たい方に最適な1冊です。

【プロローグ】あなたはお金を賢く使っているか

【第一章】世界一の投資家は普通の主婦と同じ判断をしている
      ~価値と価格

【第二章】不動産の知識がなくても3分で自宅の価値がわかる
      ~価値とキャッシュフロー

【第三章】年功序列はベテランではなく若手社員が望んでいる
      ~時間の影響

【第四章】あなたの財布には歪んだコインが入っている

      ~確率の錯覚

【第五章】損するとわかっていても宝くじを買う理由

      ~判断の癖

【第六章】ラーメン屋とフランス料理店、どちらの価値が高いか
      ~リスクとリターン

【第七章】アリとキリギリス、どちらが良き人生だったのか
      ~寄り道の価値

【著者紹介】
プルータス・コンサルティング代表取締役1984年京都大学経済学部を卒業、富士銀行(現・みずほ銀行)に入行。1989年JPモルガン・チェース銀行入行。ユーロマネー誌によるアンケートにて3度、最優秀デリバティブセールスに選ばれた。ゴールドマンサックス証券を経て、2004年に企業価値や株式価値の評価を手がけるプルータス・コンサルティングを設立、代表取締役に就任。毎年300件以上の企業価値評価を実施する。旧カネボウ株式買取価格決定請求における株式価値鑑定、ソフトバンクによるイー・アクセスの完全子会社化の際の株式交換比率の算定など、世間の注目を集めたMBOやM&Aのアドバイザリーも務めている。2005年よりグロービス経営大学院にてファイナンスの講師を勤めるほか、ソフトバンクアカデミア等でファイナンスの講義を担当している。

内容説明

買い物をするとき脳はどう働くのか。「お金の正しい使い方」「自分への投資」とは何か。現代貨幣経済を生き抜くための知恵が詰まった一冊。

目次

プロローグ あなたはお金を賢く使っているか
第1章 世界一の投資家は普通の主婦と同じ判断をしている―価値と価格
第2章 不動産の知識がなくても3分で自宅の価値がわかる―価値とキャッシュフロー
第3章 年功序列はベテランではなく若手社員が望んでいる―時間の影響
第4章 あなたの財布には歪んだコインが入っている―確率の錯覚
第5章 損するとわかっていても宝くじを買う理由―判断の癖
第6章 ラーメン屋とフランス料理店、どちらの価値が高いか―リスクとリターン
第7章 アリとキリギリス、どちらが良き人生だったのか―寄り道の価値

著者等紹介

野口真人[ノグチマヒト]
株式会社プルータス・コンサルティング代表取締役社長。1962年岐阜県美濃加茂市生まれ。1984年京都大学経済学部を卒業、富士銀行(現・みずほ銀行)に入行。ゴールドマン・サックス証券などを経て、2004年、企業価値評価会社プルータス・コンサルティングを設立、2000件以上の企業価値評価を行う。トムソン・ロイターによる2014年M&Aアドバイザリーランキングにおいて、独立系ファームで国内最高位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

17
毎日使うお金。そんなお金のことを知っている、知らないでは、いろんなシーンでお金の流れが異なってきます。まさにキャッシュフロー。ファイナンス理論、確率論、統計学、行動経済学から、お金の説明。かみくだいて例も入れてくれているので、分かりやすい。2016/03/25

mimomo

11
ん~、統計やら平均やら・・・私には難しかった。まぁ、私が借りた本じゃないんだけどっ(笑)投資家の考えが主婦の考えと一緒ってところが一番納得でした!2015/03/03

はなよ

9
図書館から。「資産の価値は年齢と反比例している」というのが印象的で、だからこそお年寄りを狙った詐欺が横行するのかと納得した。たしか、「詐欺だと分かっていても、話し相手になってくれたのが嬉しくて振り込んでしまった」という事例もあったと思う。それならそれで赤の他人に渡すのではなく子供や孫にあげたらいいのに、と思うけど、今の日本には「金を貰ったら卑しいとみなされる」という厄介な風潮があるので、それも敵わないと思うと、ただの老衰ではなく「金を誰かにあげたかった」から騙されるお年寄りの気持ちもわからないでもない。2017/12/24

hk

6
消費と投資の差異、価値と価格の違い、などややもすると思考の埒外に置かれてしまう経済的観念を解説しようと試みた一冊。たとえば、消費とは「効用」であり「個人的な満足度」だと定義するなど、すこぶる抽象的な表現が目に付く。また市場はたびたび過ちを犯すため、割引現在価値の概念を用いて投資のリターンであるキャッシュフローを計算するべきとしている。だがその算出に不可欠な投資利益効率(広義の金利)の求め方について一切言及はない。 まあ何かしらの購入を検討する際には「価値と価格を天秤にかけるべし」という教えを思い起こそう。2016/09/27

yk

4
おもしろかった。こんなにわかりやすく書いてくれてるのに、僕の理解はそこまでかもしれないと思う。。お金の価値、確率、リスク、大切なことがたくさんです。ベースにちゃんとこういう考え方を持っておかないと、損しちゃう。再読しないとと思います。2020/10/25

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