NIKKEI BUSINESS経営教室
ロングセラーが会社をダメにする―ヒット商品は消費者に聞け

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  • サイズ B6判/ページ数 147p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784822274399
  • NDC分類 578.47
  • Cコード C0034

内容説明

プラスチック成型に始まり、園芸、ペット、収納、家電など核となる商品を次々に変えてきたアイリスオーヤマ。年に1000以上の新商品を投入しても利益を出し続ける秘訣は何か。社長が門外不出のメソッドを語った。「日経ビジネス」経営教室シリーズ第7弾。

目次

1時間目 変化対応のコツ―「顧客目線」で無茶を言え(「消費者が買う価格」が販売価格;新商品比率は驚異の6割;プレゼン会議で即断即決)
2時間目 伸びシロの開拓―「過去の遺物」に勝機あり(シャープ、パナの人材を囲い込む;格安製品には付加価値で対抗;人員削減をせずに仕組みで再生)
3時間目 士気を高める仕組み―「全員が納得する人事」を目指せ(反日中国でも暴動が起きなかった理由;自分を語れずして夢は実現できない;「給料は高く、人権費比率は低く」)
4時間目 10年先を読む経営―小さな無駄が生む大きな利益(「切るカードは常に多く持っていたい」;「取引先」ではなく「取組先」;ライバルのいない漁場を探せ)

著者等紹介

大山健太郎[オオヤマケンタロウ]
アイリスオーヤマ社長。1945年、8人兄弟の長男として大阪府に生まれる。プラスチック成型品を作る町工場を営む父が急逝、19歳で跡を継ぐ。脱下請けを掲げて自社商品を開発、園芸用品や収納用品、ペット用品など従来にない商品を相次いで生み出すことで、新しい生活スタイルを提案してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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miraiocoo

8
アイリスオオヤマの儲かりの秘訣が描かれている。新しい経営者の考え方と感じる。時代の変化とスピードの速さが凄い時代の経営の仕方と思う2017/08/31

luther0801

4
アイリスオーヤマ社長が書いた一冊。アイリスオーヤマと言えば、毎週開かれるプレゼン会議が有名。しかし、この本を読むと、あの会議に至るまでの、社員一人ひとりの丹念な準備こそが、強みだと感じる。そして、そのDNAを作り上げて来たのは、自らを「私はこの会社の代表ではあるが、会社の人間の代表ではない。顧客代表として、会社を見る」と明言する、その信念であると思う。非上場企業の強み、つまりそれは①スピード感、②効率にこだわらないアソビの部分で有ると感じられる一冊。2015/10/06

3
フィンランドのノキアやカナダのブラックベリーなどの一気に落ち込むことがあるとして、強固な商品に頼らず、その商品が競争力を失うことがある可能性を考えておかなければならない。ユーザーイン(顧客の不便解消)が必要であり、アイリスオーヤマは最初に販売価格を決め、次に利益をとり、製造原価を決めるという引き算のプロセスを例にあげている。パナソニックでは、人材の囲い込みが重要である。農業ビジネスや中国での暴動が起きなかったことなどについて簡単に書かれている。2016/01/12

つかさー

2
読みやすかった。2014/12/05

taka-isi

1
・どんな状況においても必ず利益のでる仕組みを作る。 ・顧客の不満を探す。2014/05/18

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