自動運転―ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

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自動運転―ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822273965
  • NDC分類 537
  • Cコード C3053

内容説明

「見たこともない未来」がやってくる。交通事故や渋滞は激減、駐車場は消え、人はクルマを買わなくなる。無人電気タクシーが人々の欠かせない足となり、無人トラックが物流を担う。自動運転というたった一つの技術が、そんな未来への扉を開く。

目次

1章 眼前にある想定外の未来(自動運転技術とは;クルマにまつわる問題をほぼ解決 ほか)
2章 自動運転が日本の産業界にもたらすこと(日本の生命線は自動車産業;クルマはコモディティにならない ほか)
3章 ここまできている自動運転技術(自動運転を目指しているわけではない;幅広い車種に自動運転技術を搭載 ほか)
4章 自動運転、普及のシナリオ(3次元地図やGPSも併用;空いている場所を見つける ほか)

著者等紹介

鶴原吉郎[ツルハラヨシロウ]
オートインサイト株式会社代表、技術ジャーナリスト・編集者。1962年生まれ。慶応義塾大学理工学部機械工学科卒業後、日経BP社に入社。新素材技術誌、機械技術誌を経て、2004年に、日本で初めての自動車エンジニア向け専門誌「日経Automotive Technology」の創刊に携わる。2004年6月の同誌創刊と同時に編集長に就任。2013年12月まで9年9カ月にわたって編集長を務める。2014年3月に日経BP社を退社し、2014年5月に自動車技術・産業に関するコンテンツの編集・制作を専門とするオートインサイト株式会社を設立、代表に就任

仲森智博[ナカモリトモヒロ]
日経BP社日経BP未来研究所所長執行役員。1959年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業後、沖電気工業基盤技術研究所にて薄膜デバイス、結晶成長法などの研究に従事した。1989年日経BP社入社、日経エレクトロニクス副編集長、日経メカニカル(現日経ものづくり)編集長、オートモーティブ・テクノロジー編集長、日経ビズテック編集長、NVCオンライン編集長、電子・機械局編集委員などを経て2013年から現職。東京工業大学非常勤講師/プログラムオフィサー、NEDO技術評価委員会専門委員なども務め、現在は早稲田大学ナノ理工学研究機構研究院客員教授

逢坂哲彌[オオサカテツヤ]
早稲田大学理工学術院教授、早稲田大学ナノ理工学研究機構機構長。1945年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程を修了。1975年に早稲田大学理工学部助手に就任。その後、専任講師、助教授を経て、1986年に教授に就任し現在に至る。研究専門分野は、応用物理化学、電気化学、電子材料、表面処理など。学外の活動として、電気化学会会長、日本磁気学会会長、米国電気化学会(ECS)会長を務める。2010年春には紫綬褒章(発明改良功績)、2008年には文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

20
自動運転とは、ドライバーが目的地を指示するだけで、クルマが自動的に運んでくれる概念(16頁)。ハンドルを手離し運転というのは違和感があるな(121頁)。FCV(燃料電池車102頁~)。格段に難しくなる一般道路の自動運転(176頁~)。 2015/01/29

kubottar

9
ほんと、交通事故が今より9割減るのなら早く自動運転カーの時代になってもらいたいものです。自動車で一番の欠陥品が運転する人間自身である状態はいつまで続くのだろうか。しかし、気になるのは電気自動車おんりーになったら原発が今より必要になるんじゃないという懸念・・2014/12/04

yyrn

3
「衝突しても安全」から「衝突しないから安全」へ。完全自動運転の車が日常的に走り回る世の中は、高齢者や身障者にとってはまさしく福音だろう。この本では2030年には普及していると予想しており、生きているウチに体験できるのかと思うと楽しいが、でもゴチャゴチャした道路だらけの日本で、ホントにできるのか?と半信半疑になる。それに完全自動になると車は所有するのではなく、カーシェアリングのようにオンデマンドで利用するようになるとも予想しており、この技術革新がその後の生活を一変させてしまうのか?不安はあるが期待は大。2015/10/23

ポン・ザ・フラグメント

3
近い将来、自動車の自動運転が実現すると、「無人タクシー」が一般化して、自動車は「所有するもの」から「利用するもの」へと変わるということらしい。それが望ましい未来なのかどうかは別として、たしかに可能性のある未来には思える。ぼくは、一番を目指すのはつねに正しい、と考える種類の人間だが、それを国策のように言われると逆らいたくもなる。ここはひとつ、全国37万のタクシー運転手を煽動してラッダイト運動でも引き起こすべきなのか。とはいえ、それで技術革新が止まるわけではないんだよなあ。2014/11/10

T2C_

2
良書。自動運転技術について、高度な知識に繋がる基礎知識が幅広く記述されている。社会的な課題と技術的な課題を、現状に照らし合わせて非常に分かりやすく解説しており、特に自動運転タクシーに関しては大きく期待を抱かざるを得ない水準にあることを理解した。またコスト面についても、概算ではあるがきちんと言及されており、課題の規模感を掴むにも良質なデータが提示されている。この書籍を通して、「自動運転」が今後確実に覇権を握り、パラダイムシフトの起こるテクノロジーであることを確信するに至った。2016/11/17

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