出版社内容情報
『「わかりやすく話す」「伝わる文章を書く」――
これらの基礎となる「考える方法」を説明します。』
「“ちゃんと考えろ”といわれるけれど、どう考えればいいのかわからない」――
そんな方にピッタリの本です。テーマは「考える」。
今の時代、考えないで仕事をすることは、ほぼありません。考えないと仕事になりません。
それなのに考える方法はなかなか教えてもらえない。
「ロジカルシンキング」の本は多数ありますが、「本を読んでもなかなか使えるようにならない」
という方は少なくありません。その理由は本書に書いています。
ロジカルシンキングの前に身につけるスキルが、本書で紹介している5つの「考えるスキル」なのです。
【第1章】 みんな悩んでいる
【第2章】 問題解決プロセスと、5つの思考スキル
【第3章】 なんとなくを言葉にする力
【第4章】 関係をつなぐ力
【第5章】 構造化する力
【第6章】 エッセンスを抜き出す力
【第7章】 抽象の階段を上り下りする力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
35
考える力よいかは行動を記録しようか仕事するなら #短歌 記録した行動分析市場との連動辿れば未来に繋がる #返歌2022/04/19
りー
26
ロジカルシンキングとは何か、ビジネススキルって言われてもどうすればいいのやらなんて基礎的な部分でつまづいている社会人には目からウロコの名著。新社会人のみでなくこれから管理職につくという人達にも一読をオススメしたい。社会人として必要な力について誰にでもわかるよう噛み砕いて説明してくれている。2016/02/14
capeta
7
最初に、『知的体力・知的執着心を付けるためには、「負荷」をかけ、やる気・モチベーションに左右されずやり切ることが必要だ』と訴えた所が本質だろう。その前提がないと、スキルなんて何の役にも立たないのだと日々感じている。 「5つの思考回路」の話はもちろんよかったが、参考になったのは「思考の敵」の箇所である。 「思い込みにとらわれる」「聞いたことをうのみにする」「一般論に逃げる」「ショートカットする」「勝ち負けに持ち込む」。 最近、【何をするべきか】より【何をやらないべきか】に思考の軸を置いてるから余計に響いた。2016/06/17
siru
4
考えていること・思っていることを、何となく言葉にする力は確かに大事だと思う。あと、事実と意見を区別する、データ・論拠・主張の関係。これらを意識するだけでも、説得力が増す。あとは本を読んだことを実践してみようと思った。2017/11/19
玲
3
ちゃんと考えられない人は抽象的な世界が苦手。コンセプチュアルスキルで複雑な事象を概念化し物事の本質を把握する力が必要。 正しいプロセス、正しい思考回路、知的執着心でたどり着くもの。 問題設定、現状把握、原因分析、解決立案、その評価、実行計画、実行、振り返り(効果、副作用、定着度) …今やっていることを言葉にするのが苦手な自分。この本で訓練してみよう、きっと自分をもっと好きになれそう。2018/09/09