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幸せに向かうデザイン―共感とつながりで変えていく社会

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822266981
  • NDC分類 601
  • Cコード C3052

内容説明

大切な人たちと幸せになる。21世紀に求められるデザインを対話を通して考えてみます。

目次

序にかえて 二一世紀、あなたの大切な人たちと幸せになるために必要なものとは?
対話 ものづくりをデザインする(一次産業再生(梅原真)
企業ファーム・農村起業(曽根原久司)
田中浩也(デジタルファブリケーション))
対話 暮らしをデザインする(シェア住居(北川大祐)
介護旅行(篠塚恭一)
丹羽順子(サステナブルライフスタイル))
対話 インフラをデザインする(マイクロ投資プラットフォーム(小松真実)
社会起業・ソーシャルデザイン(井上英之)
西山浩平(ユーザーイノベーション))
総括トーク 永井一史×山崎亮×中崎隆司(私たちの視点;対話を通じて;これからのデザイン;幸せを指標とする時代のなかで)

著者等紹介

永井一史[ナガイカズフミ]
クリエイティブディレクター、HAKUHODO DESIGN代表取締役社長、多摩美術大学客員教授。1961年、東京都生まれ。85年多摩美術大学卒業後、博報堂に入社。2003年、トータルにブランディングを手がけるHAKUHODO DESIGNを設立。07年、デザインを通じてソーシャルな課題の解決に取り組む「+designプロジェクト」を立ち上げる。09年から三年間、雑誌『広告』編集長を務める。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど受賞多数

山崎亮[ヤマザキリョウ]
コミュニティデザイナー、studio‐L代表取締役、京都造形芸術大学教授。1973年、愛知県生まれ。大阪府立大学大学院修了後、SEN環境計画室勤務を経て、2005年にstudio‐Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインを主に、まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどを手がける

中崎隆司[ナカサキタカシ]
生活環境プロデューサー、建築ジャーナリスト。1952年、福岡県生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。パッケージデザインなどから建築、まちづくり、都市計画に至るまで、生活環境全般に関するプロジェクトのアドバイス、および調査、企画、計画、設計などの総合的なプロデュースと、主に建築・都市をテーマとする取材・執筆を職業としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みたらし

2
デザインって何だかたいそうなイメージを持っているかもしれないけれど、本当は課題解決のための取り組み。9人のインタビューからは、それぞれが気付き、解決しようとした取り組みが分かった。課題をそのままにせず、解決しようとする。そうすることで同じ課題を抱えた人にも広がっていく。2019/12/05

むちれお

2
対談形式で読み易く、とても面白い本だったな。いろんな事をやってる人がいるんだね。デザインという概念を非常に広くとらえているので、デザインって一体何なんだろうと考えさせられる。2014/10/04

Maki Sakae

2
「シェア」をテーマに様々な分野から選んだ人たちに、これからのデザインについてきく、みたいな感じ。個人的には障害者や介護者を対象にした旅行をデザインしている話とか、ファンドを作って、ミュージシャンとか、被災地の会社に投資している人の話が興味深かったです。2013/04/21

雅人上田

1
聞いたことのある人や法人の話から初めて聞く話までてんこ盛り。読み応えがあるし、素敵な取り組みが多い。5年くらい前の本だけども、古さを感じさせない一冊。2017/02/21

さのかずや

1
4年前、コミュニティデザインとかソーシャルデザインとか言われ始めた頃に書かれた本。流行り言葉になる前から活動してきた人たちのインタビューがたくさん載っている。「PUBLIC DESIGN」とかなり近い感じ。そっちが新しくお金を生む方法としての公共のデザインを捉えてるのに対し、こっちはまず今までと違う社会のあり方を実現しようとしている、そして実際にある程度うまく回している人の特集という感じ。確実にデザインの概念の上だろうけど、こういうのをデザインというのはやっぱり内輪な感じがしちゃう。なんと呼べばよいのか。2016/04/26

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