内容説明
顧客を囲い込む、年末に一年を振り返り反省する、新製品が売れなかったときに「売れない理由」を分析する―こんな考えを改めれば、あなたは勝てる。
目次
「なるべくやれ」という指示では結局、誰も動かない
「ギリギリまで考える」と「ギリギリになって考える」は違う
失敗の報告を聞いて「怒るだけ」は最悪
「時代の先」が読める経営者などいない
現場に行くだけでは「現場主義」にはならない
心配している時間ほど無駄な時間はない
顧客は囲い込めない顧客は引き寄せるしかない
「自分の分身」ばかり育てると組織は弱くなる
あれもこれもやると何一つ達成できない
独創性より、まずは上手にまねできるようになる〔ほか〕
著者等紹介
鈴木信行[スズキノブユキ]
1967年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。「日経トップリーダー」などを経て、現在、「日経ビジネス」副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すーさん
2
「大体できた」を積み重ねても目標には近づかない、というところだけかな、ちょっとハッとしたのは。学生なら練習問題を繰り返すことが出来るけど、社会人はちょいミスった同じシチュエーションがまた巡ってくるとは限らない。だから日頃から備えよということか?書いてあるのはまぁ妥当な事ばかり。同じギャグを言っても受ける人と受けない人がいるように、同じ暴言を吐いても許される人と許されない人がいるように、成功者と成功しない人との差を言葉にするのは難しいということかな。図書館本。2019/02/10
Yohei
2
★★★☆☆経済誌の編集長が、数多くの成功者に会ううちで「人生の様々な局面で成否が分かれるのは『運の差』ではなく、『考え方の差』にある」と思い、成功者の思考を記した本。石橋をたたいていてはいつまでも渡れない。すぐ(市場)検討しても勝てない、(すぐ製品化して)検証しないとダメ、など、安全性を重視して普段から良かれと思ってしている活動がかえって欠点となっている日本の問題を指摘している。 1時間ほどで読める文量ながら、簡潔にポイントをまとめており学ぶべき点が多いので、自分の仕事を簡易チェックしたい人にオススメ。2011/08/05
タツヤ
1
色々それっぽく書かれているけれど、エビデンスが薄いんだよね。著者の思い込みでしかない。2019/12/22
tamnavulin_1968
1
ビジネスのことわざ辞典といった感じだった。2011/05/25
そらパパ
0
簡単にまとめてありました2017/04/22