内容説明
東洋大学の「人づくりイノベーション」―。「自ら考え、行動する」という姿勢を貫けば、日本が世界で再び輝く。
目次
序章 課題先進国から課題解決先進国へ
第1章 日本、その成長と停滞の軌跡―日本が向き合う課題を探る
第2章 高まるグローバルリスク―世界の不安要因にいかに対応するか
第3章 日本社会の持つ強さと弱さ―ジャパナビリティを吟味する
第4章 二番手思考を超えよう―自己決定能力の向上を目指して
第5章 人間価値主導の経済社会を―新しい成長モデルの探究
第6章 日本から世界を変えよう―知徳創発の上に
第7章 特別対談(「考動」できる人づくりが勝利を呼んだ(福川伸次×酒井俊幸(陸上競技部監督))
今ある仕事がなくなっても、次の仕事を生み出す力を(福川伸次×小島貴子(グローバル・キャリア教育センター副センター長))
「時には踏みならされていない道を行け」(福川伸次×伊藤政博(生命科学部生命科学科教授)))
著者等紹介
福川伸次[フクカワシンジ]
1955年通商産業省入省。通商産業事務次官を経て、1990年6月神戸製鋼所代表取締役副社長。1994年6月同副会長、同年11月電通総研代表取締役社長兼研究所長。2003年3月から学校法人東洋大学理事となり、2012年12月学校法人東洋大学理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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koji
11
著者の福川さんには、12年前生産性本部主催のフォーラム(著書が塾頭)で約8ヶ月教えを乞いました。中間管理職の役割は編集し発信する事と仰っていたのを今でも思い出します。本書は少し古い本ですが、日本社会の強さと弱みが明確に指摘され、コロナ禍の今こそ行く末を考えるべき指針の書と思いました。少し書き残します。強み①自助共助②異文化への寛容③自己を高める心④信頼⑤自然と共生する美⑥自然と共存する環境思想、弱み①横並び意識②論理的思考の弱さ③戦略的システム的発想の乏しさ④国際展開に消極的⑤コミュニケーション能力の低さ2021/01/09
ringring
2
東洋大学に伺った時に飾ってあって、興味を掻き立てられた本です。 日本の未来に警鐘を鳴らす本は多々あるけど、本書は私にとって勇気を与えてくれました。 世界の中で日本がこれから担っていける可能性(ジャパナビリティ:日本力)と、そのために人間価値主導の経済社会を世界に先駆けて創り上げていくのが日本人としての使命なのだと考えさせられました。2018/11/02
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- 私、異世界で奴隷にされちゃいました(泣…