内容説明
金融サービス会社IVKで中核事業を率いていたジム・バートンは突然、「CIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)」と呼ぶIT責任者への異動を言い渡される。IVK社の経営トップは、前任のCIOを解雇し、後任にバートンを指名した。不本意な異動を受け入れたバートンを待っていたのは苦労の連続だった。ITを知らないバートンを煙たがる部下、巨費を投じた大型プロジェクトの遅れ、ハッカーとおぼしき外部からのシステム攻撃…。コンピューターをダウンさせてしまったバートンは、解雇の瀬戸際にまで追いつめられる。果たしてバートンは、CIOとして成功できるのだろうか?バートンとともに、様々な難局を乗り越えていきながら、ITマネジメントの勘所を身につけることが出来る「小説」。
著者等紹介
オースティン,ロバート・D.[オースティン,ロバートD.][Austin,Robert D.]
コペンハーゲンビジネススクール・創造とイノベーションマネジメントコース教授。ハーバードビジネススクール・テクノロジーとオペレーションマネジメントコース教授。ハーバードでは、CIO向けエグゼクティブプログラムのチェアを勤め、ITマネジメントに関するMBA向け教科書の著者でもある。教授になる前は、ある国際企業でITマネジャーを経験した
ノーラン,リチャード・L.[ノーラン,リチャードL.][Nolan,Richard L.]
ワシントン大学・フォスタースクールオブビジネス教授。ハーバードビジネススクール名誉教授。両校でITリーダーシップにおける戦略と執行について教えている。かつてノーラン&ノートンCo.を設立し、IT戦略コンサルティングの創始者となった
オドンネル,シャノン[オドンネル,シャノン][O’Donnell,Shannon]
コペンハーゲンビジネススクールPh.D.フェロー。創造的企業におけるイノベーションとテクノロジーの果たす役割について研究している。カッターコンソーシアムのコンサルタントでもある。ハーバードビジネススクールのケーススタディを共同執筆している
淀川高喜[ヨドカワコウキ]
野村総合研究所・研究理事。1979年入社。システム開発を経験した後、コンサルタントとして多くの企業でITによる企業革新を支援。システムコンサルティング事業本部で10年ほど部長職を務め、ITマネジメントコンサルティングを確立したのち、2008年より現職。経営情報学会会員、日本ITガバナンス協会理事。情報処理技術者試験委員を10数年にわたり勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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