内容説明
患者を苦しめているのは、感染症と病原微生物のように原因が明確な病気だけではありません。診察して検査しても原因が特定できない場合に、どのような説明が有効なのでしょうか。本書が道標になります。
目次
1次および2次医療における疫学と影響
器質的疾患の検討
うつ病と不安症の検討
不定愁訴と一般医
評価と治療の原則
動悸、胸痛、息切れ
頭痛
胃腸症状:機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群
骨盤部および生殖器の症状
筋骨格性広汎痛
疲労
神経症状:脱力感、眼前暗黒感、めまい感
診療時の不定愁訴への対応
認知行動療法(1)認知的アプローチ
認知行動療法(2)行動的アプローチ
薬物療法
おわりに
省察と監査に関する提案