内容説明
百戦練磨の達人が診断ノウハウを直伝!選りすぐりの講師陣が、全人的アプローチで隠れた疾患に迫っていきます。
目次
第1章 Review of systemsとバイタルサインから鑑別疾患を考える(71歳男性。主訴:労作時呼吸苦―5カ月前から14kgの体重減少と嚥下困難。精査するも原因は特定できず。;50歳男性。主訴:発熱、咳嗽―聴診でcrakleがないのにSpO2が94%。鑑別すべき疾患は? ほか)
第2章 多様な主訴からプロブレムリスト、鑑別疾患を整理する(31歳男性。主訴:吐き気・嘔吐、水様性下痢、心窩部痛―肝叩打痛と脾腫あり、感染症や肝疾患が疑われた。;21歳女性。主訴:下肢のむくみ、疼痛―心雑音、1日3~4回の下痢をどう解釈する? ほか)
第3章 ありふれた主訴から可能性の高い疾患を絞り込むプロセスを学ぶ(78歳男性。主訴:意識障害、体重減少―浮かび上がった高カルシウム血症の背景にある疾患。)
第4章 疾患の背景まで診る家庭医を目指して(30歳女性。主訴:発熱、全身倦怠感―非特異的なプロブレムリスト。収縮期血圧の左右差がカギに。;77歳男性。慢性腎臓病管理目的―必要な情報を集め、プロブレムリストを作成せよ。 ほか)
著者等紹介
徳田安春[トクダヤスハル]
1988年琉球大学卒。沖縄県立中部病院内科、ハーバード大学公衆衛生大学院、聖ルカ・ライフサイエンス研究所および聖路加国際病院一般内科勤務を経て、2009年より筑波大附属病院水戸地域医療教育センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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