弁護士が教えるIT契約の教科書

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弁護士が教えるIT契約の教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822259655
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3055

出版社内容情報

システム開発・運用に関するユーザー企業とベンダーの間で、紛争の原因になるのが契約書。トラブルを避けるには、契約書を交わす時点で留意すべきポイントが多数あります。IT企業出身の弁護士で、この分野の第一人者である著者が、易しく解説します。

内容説明

2017年5月成立改正民法対応!トンデモ契約書にだまされない!システム開発トラブルを防ぐ85のチェックポイント。

目次

ベンダー任せの契約は危険がいっぱい!
契約は「細切れ」にしない
「基本契約」でトラブルの芽を摘む
何のために契約を結ぶのか
誤解だらけの準委任
瑕疵担保責任の期間設定に注意
知っておきたい民法・商法の原則
よくある「損害賠償」の誤解
民法改正でIT契約はこう変わる
著作権の帰属は紛争のもと〔ほか〕

著者等紹介

上山浩[カミヤマヒロシ]
弁護士/弁理士。日比谷パーク法律事務所。1981年3月、京都大学理学部卒業。同年4月、富士通入社。大型汎用機用オペレーティングシステムの企画・設計などに携わる。1990年4月、野村総合研究所に転職。98年10月、司法試験合格。2000年10月、弁護士/弁理士登録。03年2月、日比谷パーク法律事務所に入所。経済産業省「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に関する研究会」タスクフォース委員長(06年~07年)を務め、同省のモデル取引・契約書の策定に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

16
2013年に出た初版は業界は違えど仕事をする上で重宝させていただいた。今回、改正民法施行に対応してアップデート。基本的な内容と構成は変わっていない部分も多いが、紙面が変わってより読みやすくなったかも。瑕疵担保責任に関する一覧等、なるべく平易に提示しようという試みがありがたい。読んで覚えるのと同時に実務で試す場があればなお一層楽しく、役立つ一冊。新人に対する「契約とは?」の教育にも好適な参照ツールと思う。2018/11/20

Tenouji

5
基本契約と分割契約の関係が明確になった。契約書とは権利の範囲を明確にするもので、限定条件には要注意ということか。2018/11/20

nappa

4
実務的で勉強になった。2018/11/10

牧神の午後

3
トンデモIT契約に騙されるなの改訂版なのですね。ってことで基本スタンスは思いきりユーザー企業に重心をおいた書きぶりで、いやいやユーザー企業の無茶ぶりもななかなエグイから、システム企業もかなり保守的な契約書にしようとしているんですよ?準委任の成果物を初めとした、じっさいのところは混合契約だよね、ってのはまさに同意で、中身をみて裁判でも契約の性質は判断されるのに、なぜかみんな契約種別を明記したがるんですよね。2018/05/21

まさやん510

1
システム開発関連の契約書について、主にユーザー側の立場から、ベンダー側が提示してくる契約書案の問題点と、それに対してどのように対応すべきか等が解説されている。ひな型は、経産省のモデル契約書が参考資料として掲載されているのみであるが、本書の意義は、単にひな型を解説するのではなく、実務上でのあるあるについて筆者の豊富な経験をもとに紹介しつつ、具体的な対応方法を提案している点にあると思うので、特段問題ないと思う(ひな型を求めるのであれば他の書籍でよい)2021/08/29

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