「いい会社」ってどんな会社ですか?―社員の幸せについて語り合おう

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「いい会社」ってどんな会社ですか?―社員の幸せについて語り合おう

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822259549
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

内容説明

長野県伊那市の小さな会社に年間35万人、大企業トッ護もベンチャー起業家も教えを乞う知る人ぞ知るカリスマ経営者が、若きベンチャー起業家と考えた「経営と幸福」の深い関係。

目次

働き方改革を先駆的に進めるイクメン起業家 青野慶久が塚越さんに聞きたいこと(職場を快適にするとどんないいことが起こるのでしょうか?;売り上げや利益より大事なもの、やっぱりありますよね?;会社は絶対、永続しないとダメなのですか?;幸せを生む人事制度のツボを教えてください)
現場視察 密着!伊那食品工業の朝行事―強い企業の神髄は、朝に凝縮される
ミドリムシで世界を救う社会派起業家 出雲充が塚越さんに聞きたいこと(経営者としての価値観はどのように形成されましたか?;「年輪経営」は万能ですか?)

著者等紹介

塚越寛[ツカコシヒロシ]
伊那食品工業会長。1937年長野県生まれ。高校在学中に肺結核を忠い、中退。3年の療養生活を余儀なくされた後、57年に木材会社に就職。翌年、子会社で事実上経営破綻状態だった寒天メーカー、伊那食品工業の立て直しを社長代行として任される。経営再建を果たし、83年に社長、05年に会長に就任した。相場商品だった寒天の安定供給体制を確立。家庭で簡単に寒天菓子作りが楽しめる「かんてんぱぱ」シリーズの開発や、医療、美容市場などの開拓などで48期連続の増収増益を達成するなど、大きな実績を上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

14
会議で若い社員の昇給を主張していて感じたのは、経営者の考え方のブレである。私が様々に資料を用意して説得して、概ね賛同に傾いても、実際の数字を見ると迷う。『利益は残ったウンチにすぎない』。塚越氏や青野さんも散々迷ったはずだ。しかし検討と試行錯誤の末に自分の中に軸が持てれば、こんなに鮮やかに踏み切れるのだと目を見張った。性善説に立って社内制度を設計運営することは難しい。つい疑いの芽が出る。しかし疑い始めれば効率も人の心持ちも悪くなることは行政のやり方を見れば瞭然だ。自信をもって、思い切りよくいこう。2023/01/12

謙信公

12
「年輪経営」を提唱する80歳(当時)の塚越社長と気鋭の起業家、働き方改革の旗手、46歳のサイボウズの青野慶久社長、ミドリムシで世界を救う社会派、37歳のユーグレナの出雲充社長との対談集。方向性が全く違いそうだが、世代を超えて大いに共鳴し、経営には普遍の原理原則があることを再確認できた。「社員を幸せにするいい会社のつくり方」を常に考える点は共通している。いい会社とは、情緒的な要素を含む全体のイメージがプラスの会社であり、いい会社になるためには、経営者が社員を幸せにし、社会に貢献することを忘れないことである。2021/09/30

わたなべたけし

9
伊那食品工業会長である著者と、一部上場企業社長2名による対談形式で進む「いい会社」論。 経営者が会社をどうありたいとするのか?その実現に向けての熱意を感じる一冊だった。 社員としては、その向かうべく方向に沿って、最大限の努力をしていくこと、 それを通じて、自身と会社の成長を果たしていくことが、やはり理想なのだと考える。 思い描く「いい会社」は社員一人一人違うのは間違いないが、 良い提案であれば、自分自身も忖度なく、会社に提案していくことも徹底していきたい。2021/05/12

しんた

8
伊那食品の仏社長とベンチャー企業社長の語らい。社長の言う通り 成長企業はマネできない。人によっては物足りない会社と思う。人それぞれでこういう受け皿があってもいいと思う。2018/12/31

塞翁が馬

6
★3 伊那食品工業の塚越会長のいい会社の定義は一貫して社員を大切にすること。そのために毎年ほんの少しずつ成長する年輪経営を提唱されている。リストラしない、その予兆すらないことで社員は安心して働くことができる。そして社員が幸せと働くためには「ありがとうと言われるように、言うように」を実践することが重要であり、利己的主義でなく、お客様にも近隣住民にも、そして競合他社までにも心配りを怠らない。それにより熱烈なファン(信者)を生み、いい会社となる。 社是「いい会社をつくりましょう〜たくましく そして やさしく〜」2023/07/19

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