サービスのためのIoTプロダクトのつくり方―“IoTジャーニー”の一歩を踏み出す本

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サービスのためのIoTプロダクトのつくり方―“IoTジャーニー”の一歩を踏み出す本

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822259310
  • NDC分類 675.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

IoTプロジェクトを成功させるポイント
実際の経験に基づいて先駆者が伝授

IoT(Internet of Things)市場の急成長に伴い、大手メーカーからベンチャーまで世界中のあらゆる企業が参入を急いでいます。しかし、プロダクトで完結する従来型のものづくりと異なり、IoTのプロダクトとサービスの開発には多岐にわたる分野の知見が求められるため、失敗に終わるケースも少なくありません。

IoTプロジェクトの推進に必要な知見を全て持ち合わせている企業は、そう多くないでしょう。だからこそ、外部の協力者も含む多様なプレーヤーをうまく“指揮”することが重要です。本書では、「グランドデザイン」「ハード/ソフト開発」「チーム編成」といった多角的な視点から、プロジェクト推進のポイントを解説しています。

本書の筆者である野々上氏は、実際にスマートウオッチ(コネクテッドウオッチ)とその関連サービスの開発を通じて、プロジェクト推進のポイントを体得してきました。プロジェクトリーダーをはじめ既にIoTプロジェクトに携わっている方や、これから挑戦する全ての人に向けて、先駆者である同氏の持つノウハウを惜しみなく記載した1冊となっています。

内容説明

これから挑戦する全ての人へ。IoTプロジェクトを成功に導くポイントは何か。グランドデザイン、チーム編成、ハード/ソフト開発、デザイン…実際にモノとサービスを世に送り出した先駆者が伝授。

目次

IoTというパラダイムシフト
旅は準備が大切
ハードウエアビジネスを理解しておく
グランドデザイン
チームを編成する
プロジェクトを進める
ハードウエアをリリースする
ソフトウエアとデータで価値を創る
目的地到着とその意味するところ
注目すべき世界の動き
IoTとデザイン
広がる可能性
IoTで飛躍するための日本の課題
これからIoTに挑戦する人へ

著者等紹介

野々上仁[ノノガミジン]
株式会社ヴェルト代表取締役CEO。1992年に京都大学卒業後、三菱化成(現・三菱化学)に入社。配属された光ディスク部門にて生産管理・新規営業や製品企画を担当。1994年にはプロモーションの一環として黎明期のインターネットを日本に紹介。インターネットの世界に魅了され1996年にサン・マイクロシステムズに入社。通信会社やシステムインテグレーターの営業を経験し、経営企画室長や金融事業本部長などを経て2009年に執行役員就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいそ

6
2017年。量産とその後を見据えたIoTプロジェクトの進め方。「何を、どうやって、なぜ」の順に考えるのではなく、逆順に考える、特に「何のためにやるのか」が重要であることが分かった。また、プロトタイピングの意義、ビッグデータとIoTの違う側面が参考になった。「やってみる、まずは飛び込む、まずは作る」姿勢、そして「やりきること」が価値を生む、「中途半端に知っていることに価値はない」ということを頭にいれておきたい。「アイデアを形にするためには、それを実現するための様々なアイデアを出さなくてはならない。」2017/10/07

放蕩長男

6
会社の研修の参考に読了。 流行りのIOTを、かなり実際的な視点から解説した本です。プロジェクトを進めるために必要なプランの立て方、ハード、ソフト両面からのアプローチ。実用的です。2017/09/22

ゆかり

1
ものづくり、プログラミング経験ゼロの著者が、IoTプロダクトを開発、商品化への道のりを紹介。便利すぎること、情報過多が逆にストレス、心身の健康バランスを崩す。少し距離をとって「技術との付き合い方を革新」。外部とパートナリングし保守追加まで考慮すると、情報のブラックボックス化を避け「頼んでもいいが頼ってはいけない」。代替パートナーも用意。複数言語を使えるプログラマーで構成。コードそのものよりも複数のプログラマーで進化させ続ける作り方が重要。異分野を超えて価値を創る。なぜ?どうやって?何をで考え行動を示す。2019/10/06

Jun Sasaki

1
IoTビジネスの特徴。ハード開発を伴うこと。通信実装が必須なこと。デザインを軽視できないこと。そしてあらゆる起業に共通する「これによって何が良くなるのか」というビジョンを明らかにすること。 日本はものづくり人材は豊富な反面、それが大手に集中しておりリソースにアクセスしづらい現状も指摘。副業兼業解禁による人材流動化も提言。 その一方で、アイデアを持つ人は、安易に第三者的に夢を語らず、セルフハッキングを通して、自分総力戦でモノにすべく当たって欲しい、という厳しいエールがあります。2018/01/05

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