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内容説明
PMは「不確実性」を理解しなければならない。不確実性の源泉を知り、不確実性を乗りこなすアプローチを習得する。さすれば向かうところ敵なしとなる。本書には不確実性に勝つ術が書かれている。
目次
第1章 なぜプロジェクトマネジメントは機能しないのか
第2章 プロジェクトマネジメントの全体像
第3章 「企む」プロセス
第4章 「段取る」プロセス
第5章 「視る」プロセス
第6章 「振り返る」プロセス
著者等紹介
芝本秀徳[シバモトヒデノリ]
株式会社プロセスデザインエージェント代表取締役。プロセス設計の技法を活かし、人と組織の実行品質を高めるコンサルタント。品質と納期が絶対の世界に身を置き、ITベンダーにおいて大手自動車部品メーカー、大手エレクトロニクスメーカーのソフトウエア開発に携わる。「品質は設計を超えることはできない」という信念のもと、百数十名の開発者を統率し、人とプロセスの質に同時に働きかける独自のアプローチを体系化。現在は「人と組織の実行品質を高める」ことを主眼に、マネジャー育成、PMO構築支援、ベンダーマネジメント支援、戦略策定ファシリテーションなどのコンサルティングを行う傍ら、書籍や記事の執筆、講演活動なども精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
76
★★★★☆ プロジェクトマネジメントを包括的に学ぶことができる良書。「真の要求を理解しなければ、ちゃぶ台返しが待っている」というのは言い得て妙だ。プロジェクトの上位目的を理解する大切さをよく表している。プロジェクトの成果物を定義するためのツールWBS(Work Breakdown Structure)は昨日読んだ本にもでてきたが、自分が過去にプロジェクトマネジャーをやった際にはなかったので、勉強になった。2019/04/02
Tenouji
9
「従来型進捗管理の問題点」とあったので読んでみた。が、期間バッファを後ろにまとめる、という解だったのね。個人的には、不確実性をもっと深掘りしたく、スタートアップという方向にいこうと思う。2018/01/21
pinevillageKNG
5
プロジェクトマネジメントを体系的に学べる本で、めちゃくちゃタメになって、マーカー引きまくりです。おかげでいくつかの仕事上で抱えている課題を解決する糸口が見つけられそう。マーカー引いた箇所をまとめ直して、早速ToDoに落とし込みます。プロジェクトマネジメントに悩めるマネージャ初心者は一読しておいて絶対に損はない一冊です。 今回電子書籍で読みましたが、紙の本も購入しようと思います。そのくらい有用な一冊。2019/09/24
Yuhi Yonemaru
2
良書。プロジェクトに毎回入る前に読み直したい プロジェクトマネジメントがなかなか機能しがたいメカニズムと、それに対しての筆者独自のプロセスデザインというメソッドが非常にわかりやすく書かれている。職種によらずプロジェクトに関わるすべての人に、読んでおいて損は無いとオススメ プロジェクトが持つ不確実性の源泉は何か?不確実性を乗りこなす3つのアプローチとは?なぜプロジェクトの上位目的を理解すべきか?従来の計画の問題点は?バッファはなぜ食いつぶされるのか?進捗率90%になってからなぜなかなか終わらないのか?2018/03/20
えばんす
2
●体制図は仕事をしない、コミュニケーションが体制を機能させる●PMBOKでプロジェクトのプロセスを、企む(立ち上げ)、段取る(計画)、やる(実行)&視る(監視・コントロール)、振り返る(終結)の5つに定義している。システム化構想フェーズ・要件定義フェーズ等各フェーズに5つのプロセスが存在●プロジェクトのスケジュール的なバッファは後ろにまとめてとる。間に挟むと、学生症候群(後でいいや)とパーキンソンの法則(時間あるしQualityあげよう)に嵌る。2018/07/03