APIエコノミー―勝ち組企業が取り組むAPIファースト

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  • サイズ B6判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822258245
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

出版社内容情報

今、企業が持つ多くのサービスやデータが外部に公開され、巨大な経済圏が生まれようとしています。そのカギとなるのがAPIです。“250兆円経済圏”となり得るAPIエコノミー、全ビジネスパーソン必読の書


 API(Application Programming Interface)とは、コンピュータ用語でいうと、プログラムの機能を外部から利用できるようにするインタフェースです。

 いま、APIがビジネスの分野に広がろうとしてします。企業が持つ多くのサービスやデータをAPIによって外部に公開し、それらを他社が利用する動き、すなわち“APIエコノミー”が始まっています。
こうしたAPIエコノミーは企業間をつなげ、米IBM社の資産では2018年で2兆2000億ドル(約250兆円)の巨大な経済圏になる見込みです。

 企業間のサービスやデータを結び、新たなビジネス価値を生むAPIは、すべてのビジネスパーソンに影響を及ぼすものです。そのAPIの意義や実態を本書で解説します。

 1章ではまず、APIとは何か、を解説します。
誰にとって役立つものなのか、自分たちのビジネスにどんな影響があるのか、どういう考え方で取り組めばよいのかなどを説明し、APIの必要性を理解します。

 2章では、APIの提供者である各企業の取り組みを通じ、その活用法や意義を見て行きます。
三井住友銀行、ジョルダン、アマゾン ウェブ サービスなどのAPI関連の取り組みを紹介します。

 3章では、API取引所を取り上げます。APIを提供する側、APIを利用する側の双方にメリットがありますが、その仲介役であるAPI取引所が大きな役割を果たします。
海外での取り組みと日本国内の動きを見て行きましょう。

▼第1章 APIの必要性を知る
 1-1 APIって何?
  ・APIで広がる新しい経済圏、その規模はなんと約250兆円!
  ・ITには縁遠い業種でもAPIの影響は無視できない
 1-2 ビジネスパーソンにとってのAPI
  ・ビジネスのコミュニケーションは近い将来チャットに移り変わる
  ・APIを組み合わせることでさまざまな業務を効率化できる
  ・APIを理解しておくと有利なのはマーケティングや企画の担当者
 1-3 機能ではなくサービスを呼び出す
  ・パーソナライズされた金融サービスから有望な新人作家を発掘する仕組みまで
  ・発想力や目利き力は依然として必要だがそれをサポートするAPIも登場する
  ・いずれはプログラムさえ不要になりアイコンを選んで新サービスを生み出せる
 1-4 APIで自前主義から脱却
  ・金融業界の強みは「顧客基盤」、活かせなければ淘汰される可能性も
  ・変化に素早く対応する一方で日本に合った方向性も議論したい
  ・無料では使いにくい場合も多い、企業が利益を得られる仕組みも必要だ
  ・利用者をサポートする機能もAPI取引所には不可欠となる
  ・プラットフォーム側の制限を排除してAPIによるビジネスの拡大を目指す
 1-5 あなたの会社のビジネスもAPIになり得る
  ・スマートスピーカーを見れば一目瞭然、必要なのは「発想の転換」だ!
  ・APIやAPIエコノミーは他人事ではない、我が事としてその価値や変化を見極めよう
1-6 金融業界で先行するAPIエコノミー

▼第2章 APIの活用法を知る
 2-1 三井住友銀行
  ・FinTech企業とAPI連携して金融サービス拡充
2-2 アドバンスト・メディア
  ・音声認識技術「AmiVoice」をAPIで提供
2-3 オークファン
  ・APIを通じてネットオークションの相場情報を提供
2-4 ジョルダン
  ・「乗り換え案内」の機能をAPIで法人向けに提供
2-5 AOSモバイル(InCircle)
  ・チャットサービスと業務システムのAPI連携が生む新たな可能性
2-6 AOSモバイル(AOSSMS)
  ・APIを通じてSMSの機能をアプリケーションへ手軽に実装
2-7 アマゾン ウェブ サービス
  ・APIを公開したい企業をAWSが手助け
2-8 Nuix
  ・APIを通じて自社製品のコア技術を積極的に外部へ公開
2-9 AOSデータ(AOSBOX)
  ・「データの活用」へ、APIで業務システムと連携

▼第3章 API取引所の役割を知る
 3-1 APIエコノミーにおけるAPI取引所の役割
  ・API取引所とは
  ・「APIキュレーター」という新しい職種
3-2 API取引所の活用事例
  ・ケース1 SMSのAPI取引が隆盛な韓国
  ・ケース2 スター・ウォーズYodaのAPIが人気の米国
  ・ケース3 画像系APIが目立つ中国
3-3 日本におけるAPI取引所の活用
  ・開発者のためのAPI支援サイト「APIbank」


佐々木 隆仁[ササキ タカマサ]
著・文・その他

内容説明

250兆円経済圏が生まれる今、乗り遅れないためのAPIの基礎。

目次

第1章 APIの必要性を知る(APIって何?;ビジネスパーソンにとってのAPI;機能ではなくサービスを呼び出す;APIで自前主義から脱却;あなたの会社のビジネスもAPIになり得る;金融業界で先行するAPIエコノミー)
第2章 APIの活用法を知る(三井住友銀行―FinTech企業とAPI連携して金融サービス拡充;アドバンスト・メディア―音声認識技術「AmiVoice」をAPIで提供;オークファン―APIを通じてネットオークションの相場情報を提供;ジョルダン―「乗換案内」の機能をAPIで法人向けに提供;AOSモバイル(InCircle)―チャットサービスと業務システムのAPI連携が生む新たな可能性
AOSモバイル(AOSSMS)―APIを通じてSMSの機能をアプリケーションへ手軽に実装
アマゾンウェブサービス―APIを公開したい企業をAWSが手助け
Nuix―APIを通じて自社製品のコア技術を積極的に外部へ公開
AOSデータ(AOSBOX)―「データの活用」へ、APIで業務システムと連携)
第3章 API取引所の役割を知る(APIエコノミーにおけるAPI取引所の役割;API取引所の活用事例;日本におけるAPI取引所の活用)

著者等紹介

佐々木隆仁[ササキタカマサ]
1964年、東京都生まれ。1989年、早稲田大学理工学部卒。大手コンピューターメーカーに入社し、OSの開発に従事したのち、1995年に起業、AOSテクノロジーズ社を立ち上げ、代表取締役社長に就任。2000年より、データ復元ソフト「ファイナルデータ」を発売し、2001年に日経サービス優秀賞受賞。2010年から2018年まで9年連続でBCN AWARDシステムメンテナンスソフト部門最優秀賞受賞。2012年にAOSリーガルテック株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2015年に第10回ニッポン新事業創出大賞で経済産業大臣賞(アントレプレナー部門最優秀賞)を受賞。2018年には日本初のAPI取引所となるAPIbankを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

77
最近は政府のグローバル化の政策の影響でこのような対応が増えてきています。要は個人のスマホですべてを行えるようにということで最終的にはその情報をもとに個人の収入をすべて把握して税金のとり漏れなどをなくそうというのでしょう。キャッシュレス政策もその一環を担っている気がします。マイナンバーカードもそうなのですが、それを前面に押し出すともろに意図がわかってしまうということもあるのでしょう、と私はうがった考え方をしています。セキュリティとコスト関連だけをはっきりしてもらえばこれでかなり便利にはなると思います。2019/11/29

Kentaro

38
プログラマーは必須として、マーケティングや企画の担当者がAPIを理解していれば、新規ビジネスの立ち上げには非常に有利となる。というのも、ビジネスの創造というのは意外とシンプルで、詰まるところ「2つ以上の〝アイデア〟の新しい組み合わせ」だ。このアイデアの部分をAPIに置き換えれば、APIの組み合わせで新規事業が出来上がるわけだから、APIについて知っておくことは非常に重要となる。ただし、APIについて熟知しても、最終的に求められるのは「新しい組み合わせを思い付けるかどうか」にかかっている。2020/07/02

halaryo@いつもココロに青空を

3
★★★☆☆ APIエコノミーの発展により、自社完結でモノやサービスを提供する時代は終わり、同業問わず他からリソースを調達するビジネスモデルが主流に変わってきている。自社の強みと言えるリソースを公開し、必要なリソースはAPI連携で他から調達することで、エンタープライズ企業はコア業務へ集中することができ、スタートアップは、実力以上のサービスを実装することが可能になる。消費者目線でも、API連携は入力やセキュリティ面で恩恵があり、APIプラットフォームの拡大は納得できる。 #今日の一冊 #APIエコノミー2019/09/16

Yosuke Ohta

2
APIBankなんてものがあるんだ。 少し見たけど、しょうもないものもいっぱいあるので、素晴らしいものを優先的に上位に表示するなどキュレーションが必要だと思った。2018/06/30

Noshiko

1
APIの基礎から勉強して再度読みたいと思います…。2021/05/02

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