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出版社内容情報
著者の豊富な経験をもとに、失敗しないPM論が展開されています。PMの思考や言動の教科書として、「PMの哲学」が語られていますPMBOKに書いていないプロマネの極意
すべてを「体感」すれば成功する!
著者の豊富な経験をもとに、失敗しないPM論が展開されています。
PMは何を見ているのか、チームの中でどのような存在なのか、各開発フェーズでは何をするのか。PMの思考や言動の教科書として、「PMの哲学」が語られています。
本書がユニークなのは、主に以下の2点です。
1点目は、規模を意識したマネジメントを解説していることです。マネジメントは規模によって変える必要があり、本書では、ほとんどのプロジェクトが分類される中規模を対象にしています。
多くの市販本は、規模をあまり意識していません。中規模では、PMである前にSEでなければなりません。つまり「プレイングマネジャー」であることが求められるのです。
2点目は、PMBOKだけではうまくいかないという立場に立っていることです。
PMBOKはITに限らない多くのプロジェクトを前提にしているので、ITではその特殊性を考慮しなければなりません。その代表は「品質」です。
PMBOKでは品質が測定できる前提なのですが、ソフトウエアは目に見えないため、品質を測定しにくいという特性を持っています。それに目を背けず、立ち向かっていかねばならないのです。
本書で解説している「哲学」こそ、一流PMへの登竜門である。
■第1章 プロジェクトマネジメントの優先順位
1-1 「Q:品質」とは
1-2 「D:納期」とは
1-3 「C:コスト」とは
1-4 QCDの優先順位
■第2章 品質曲線
2-1 通常のプロジェクトの品質曲線
2-2 「顧客の要求事項の把握が不十分」な場合の品質曲線
2-3 「設計・開発フェーズの品質で破たんした」場合の品質曲線
2-4 検証フェーズの不良
■第3章 PMBOKのポイント
3-1 プロジェクトマネジメントの要点と解説
3-2 マネジメントプロセスとフェーズ分け
3-3 そのほかの重要な5つの概念
3-4 9つの知識エリア
3-5 ITプロジェクト全体で考慮すべき事項
■第4章 PMがITプロジェクト全体で考慮すべき事項
4-1 体制
4-2 スケジュール
4-3 サブシステム構成図
4-4 標準化
4-5 品質保証の考え方
4-6 見積もり
4-7 収支管理
4-8 現行機能保証
■第5章 SEとして重要なシステムデザインの視点
5-1 システムのコード設計
5-2 シンプルな設計
5-3 業務モデルは不安定
5-4 メンテナンスの効率化
■第6章 プロジェクト計画の策定
6-1 プロジェクト計画とは
6-2 プロジェクト計画の肝
6-3 課題とリスク管理
6-4 プロジェクトマネジメントの技術
■第7章 要件定義フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
7-1 概要設計工程
7-2 外部設計工程
■第8章 設計・開発フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
8-1 内部設計工程
8-2 詳細設計工程から単体テスト工程
■第9章 検証フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
9-1 内部連結テスト工程
9-2 外部連結テスト工程
9-3 総合テスト工程などそのほかのテスト
■第10章 移行でのプロジェクトマネジメントの要諦
10-1 データ移行
10-2 システム移行
10-3 人の移行
10-4 リリース
■第11章 PMの心得
11-1 プロとしての自己確立
11-2 一歩先を行くマネジメント
11-3 検証力を鍛える
■第12章 ソフトウエアエンジニアリングの今後と対応
12-1 IT 分野(ソフトウエア)が抱える危機
12-2 クラウドがもたらす脅威
12-3 解決の方向性
室脇 慶彦[ムロワキヨシヒコ]
著・文・その他
内容説明
システム開発を任されたPMは自ら設計し自ら求める品質を保証し定められた期間とコストで着実に動くシステムを提供する。チームメンバーと共に。プロジェクトのすべてを「体感」すれば成功する。
目次
プロジェクトマネジメントの優先順位
品質曲線
PMBOKのポイント
PMがITプロジェクト全体で考慮すべき事項
SEとして重要なシステムデザインの視点
プロジェクト計画の策定
要件定義フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
設計・開発フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
検証フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
移行でのプロジェクトマネジメントの要諦
PMの心得
ソフトウエアエンジニアリングの今後と対応
著者等紹介
室脇慶彦[ムロワキヨシヒコ]
野村総合研究所理事。1982年大阪大学基礎工学部卒。同年野村コンピュータシステム株式会社(現株式会社野村総合研究所)入社。1999年日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社システム企画部長。2001年4月e‐システムソリューション部長、金融システム事業部長を経て、2007年執行役員金融システム事業本部副本部長、保険システム事業本部副本部長、生産革新センター長を経て、2014年常務執行役員品質・生産革新本部長。2015年4月より現職。専門はITプロジェクトマネジメント、IT生産技術、年金制度など。情報サービス産業協会理事、日本情報システム・ユーザー協会監事、ITコーディネータ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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