PMの哲学

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

PMの哲学

  • 室脇 慶彦【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 日経BP(2018/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 46pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 15時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822257378
  • NDC分類 007.61
  • Cコード C3055

出版社内容情報

著者の豊富な経験をもとに、失敗しないPM論が展開されています。PMの思考や言動の教科書として、「PMの哲学」が語られていますPMBOKに書いていないプロマネの極意
すべてを「体感」すれば成功する!

 著者の豊富な経験をもとに、失敗しないPM論が展開されています。
PMは何を見ているのか、チームの中でどのような存在なのか、各開発フェーズでは何をするのか。PMの思考や言動の教科書として、「PMの哲学」が語られています。

 本書がユニークなのは、主に以下の2点です。

 1点目は、規模を意識したマネジメントを解説していることです。マネジメントは規模によって変える必要があり、本書では、ほとんどのプロジェクトが分類される中規模を対象にしています。
多くの市販本は、規模をあまり意識していません。中規模では、PMである前にSEでなければなりません。つまり「プレイングマネジャー」であることが求められるのです。

 2点目は、PMBOKだけではうまくいかないという立場に立っていることです。
PMBOKはITに限らない多くのプロジェクトを前提にしているので、ITではその特殊性を考慮しなければなりません。その代表は「品質」です。
PMBOKでは品質が測定できる前提なのですが、ソフトウエアは目に見えないため、品質を測定しにくいという特性を持っています。それに目を背けず、立ち向かっていかねばならないのです。

 本書で解説している「哲学」こそ、一流PMへの登竜門である。

■第1章 プロジェクトマネジメントの優先順位
1-1 「Q:品質」とは
1-2 「D:納期」とは
1-3 「C:コスト」とは
1-4 QCDの優先順位

■第2章 品質曲線
2-1 通常のプロジェクトの品質曲線
2-2 「顧客の要求事項の把握が不十分」な場合の品質曲線
2-3 「設計・開発フェーズの品質で破たんした」場合の品質曲線
2-4 検証フェーズの不良

■第3章 PMBOKのポイント
3-1 プロジェクトマネジメントの要点と解説
3-2 マネジメントプロセスとフェーズ分け
3-3 そのほかの重要な5つの概念
3-4 9つの知識エリア
3-5 ITプロジェクト全体で考慮すべき事項

■第4章 PMがITプロジェクト全体で考慮すべき事項
4-1 体制
4-2 スケジュール
4-3 サブシステム構成図
4-4 標準化
4-5 品質保証の考え方
4-6 見積もり
4-7 収支管理
4-8 現行機能保証

■第5章 SEとして重要なシステムデザインの視点
5-1 システムのコード設計
5-2 シンプルな設計
5-3 業務モデルは不安定
5-4 メンテナンスの効率化

■第6章 プロジェクト計画の策定
6-1 プロジェクト計画とは
6-2 プロジェクト計画の肝
6-3 課題とリスク管理
6-4 プロジェクトマネジメントの技術

■第7章 要件定義フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
7-1 概要設計工程
7-2 外部設計工程

■第8章 設計・開発フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
8-1 内部設計工程
8-2 詳細設計工程から単体テスト工程

■第9章 検証フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
9-1 内部連結テスト工程
9-2 外部連結テスト工程
9-3 総合テスト工程などそのほかのテスト

■第10章 移行でのプロジェクトマネジメントの要諦
10-1 データ移行
10-2 システム移行
10-3 人の移行
10-4 リリース

■第11章 PMの心得
11-1 プロとしての自己確立
11-2 一歩先を行くマネジメント
11-3 検証力を鍛える

■第12章 ソフトウエアエンジニアリングの今後と対応
12-1 IT 分野(ソフトウエア)が抱える危機
12-2 クラウドがもたらす脅威
12-3 解決の方向性

室脇 慶彦[ムロワキヨシヒコ]
著・文・その他

内容説明

システム開発を任されたPMは自ら設計し自ら求める品質を保証し定められた期間とコストで着実に動くシステムを提供する。チームメンバーと共に。プロジェクトのすべてを「体感」すれば成功する。

目次

プロジェクトマネジメントの優先順位
品質曲線
PMBOKのポイント
PMがITプロジェクト全体で考慮すべき事項
SEとして重要なシステムデザインの視点
プロジェクト計画の策定
要件定義フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
設計・開発フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
検証フェーズでのプロジェクトマネジメントの要諦
移行でのプロジェクトマネジメントの要諦
PMの心得
ソフトウエアエンジニアリングの今後と対応

著者等紹介

室脇慶彦[ムロワキヨシヒコ]
野村総合研究所理事。1982年大阪大学基礎工学部卒。同年野村コンピュータシステム株式会社(現株式会社野村総合研究所)入社。1999年日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社システム企画部長。2001年4月e‐システムソリューション部長、金融システム事業部長を経て、2007年執行役員金融システム事業本部副本部長、保険システム事業本部副本部長、生産革新センター長を経て、2014年常務執行役員品質・生産革新本部長。2015年4月より現職。専門はITプロジェクトマネジメント、IT生産技術、年金制度など。情報サービス産業協会理事、日本情報システム・ユーザー協会監事、ITコーディネータ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

83
プロジェクトマネジメントに関する考え方をそのステージでどのようにしていくのかが語られています。私は雑誌に掲載されていた時から読んでいたので内容は理解していましたが、通読してみると理解が進みました。この著者のように私もPMBOKに依存しすぎるのはどうかと思いますが、PMBOKも国際標準なので基本的な考え方のみを取りいれていけばいいのだと思いました。PMにはこのような考え方もあるということで読み物としてはいいのでしょう。2018/05/19

キク

61
1千億円を超える建築プロジェクトの見積は、通常の見積とは違う世界になる。最後のまとめの修羅場ぶりは凄まじく、様々な情報と作業が錯綜する。あのドタバタってどうにかならないかと思い、IT業界のPM(プロジェクト マネージャー)向けの教本を読んでみた。すると「Q(品質)>D(工程)=C(コスト)」とか「PMは宮大工の棟梁と同じ」とか、明らかに同じ要素で成り立っている。PMには「基本に忠実」「逃げない」「愛情」「1歩先を行くマネジメント」「最小限の必要十分条件を見極められる検証力」が必要とのこと。そうなんだよなぁ2023/10/02

mkt

3
今まで独学でただプロジェクトを進めるだけだった。QCDの意識と、Q〉Dの意識の重要性を解いていただき、本質を見誤ってはいけないなと猛省した。 良いものをお客様へ届けるという意識を再度持ち直し、日々の業務を進めていくこととする。 20200617読了 247ページ 24分2020/06/17

pinevillageKNG

2
各文章が散文的で、全然入って来なかった。。教科書の様な本なので、これで正解、なのか?PMとして大切なこと、身につけるべき知識や心得など、ポイントに絞った読み方をすればもっと入って来たのかな?せっかく読んだけど時間ばかりが経過して、身になる知識は得られなかったので辛かった。まだ、私がこれを読むレベルに達していなかったのだと思います。2019/09/01

おい

2
書いていることは当たり前の事が多いが、雑誌連載記事の為か哲学だからか、ポイントの纏めや図表が無く、分かりづらい。この点はPMとしてどう考えたのだろう。 ★★2018/05/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12768079
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。