出版社内容情報
本書は前著『トラブル知らずのシステム設計』の第2弾に当たり、「エラー制御」と「排他制御」に絞って解説しています。マンガと図解を駆使したシステム方式設計の入門書
誰もが悩む「エラー制御」「排他制御」を徹底解説
本書の最大の特徴は、マンガと図解を駆使していることです。
システム設計は抽象的でなかなか理解しづらく、教えるほうも「どのように教えればいいのかわからない」と頭を抱えることが少なくありません。だからこそ、図解が有効です。
本書は前著『トラブル知らずのシステム設計』の第2弾に当たり、システム設計で誰もが頭を悩ます「エラー制御」と「排他制御」に絞って解説しています。
エラー制御では、「いつ」「どこで」「どのように」エラーチェックするか、エラーが発生した後、利用者にどのように案内すればいいのかを、一つひとつ丁寧に解説しています。
排他制御では、「DBの行ロック」「楽観ロック」「悲観ロック」を解説するほか、オンライン処理とバッチ処理の共存で起こる問題にも踏み込んでいます。
エラー制御/排他制御をスマートに設計できれば一人前。ぜひ、本書でマスターしてください。
<第1章 エラー制御>
◎第1話 それは果てしないエラーの旅の始まりだった。
・事例(1)そもそもエラーチェックしてないよ…
・コラム(1)エラーチェックの種類
・解説 エラーチェックは4分類して設計
◎第2話 人間は失敗する生き物だからね。
・事例(2)エラーのゆくえ
・解説 エラー発生後も利用者にやさしく
◎第3話 エラーチェックをいつするか。それが問題だ。
・事例(3)エラーチェックの深?い話
・解説 タイミングが操作性を左右
◎第4話 どっちで合わせたらいいの?
・事例(4)その画面以外のこと考えてますか?
・解説 エラー制御には標準化が大事
◎第5話 どうしてこんなに申し込みが!?
・事例(5)複数画面間チェックはどこでやる?
・事例(6) 画面をまたいだエラーのゆくえ
・解説 システム整合性は操作性より優先
<第2章 排他制御>
◎第6話 私、エンハンスがんばります!
・事例(1)Wの悲劇:そのとき何が起こったか?
・事例(2)楽観ロック
・解説 DB機能だけでは一貫性維持できず
◎第7話 クレーム処理をご一緒に
・事例(3)楽観ロックの罠
・事例(4)悲観ロック
・コラム(1)楽観ロック VS 悲観ロック
・コラム(2)排他制御とトランザクションのまじめな話
・解説 悲観ロックには特有の問題がある
◎第8話 処理そのものは間違ってなくても…
・事例(5) 排他は短いほうがいい
・コラム(3)排他制御方式のすれ違い
・事例(6)登録でも排他制御するの?
・コラム(4)引き当て処理と登録処理の合わせ技
・解説 排他制御は長さと粒度に注目
◎第9話 いったい誰が本を送ったのか?
・事例(7)難題!バッチ処理VS 排他制御
・コラム(5)バッチとは
・コラム(6)バッチのトランザクションと業務トランザクションの微妙な関係
・解説 バッチ処理の排他制御は難しい
野村総合研究所[ノムラソウゴウケンキュウショ]
著・文・その他
エアーダイブ[エアーダイブ]
著・文・その他
内容説明
エラーを制す者はシステムを制す。排他制御を徹底理解。
目次
第1章 エラー制御(それは果てしないエラーの旅の始まりだった。;人間は失敗する生き物だからね。;エラーチェックをいつするか。それが問題だ。;どっちで合わせたらいいの?;どうしてこんなに申し込みが!?)
第2章 排他制御(私、エンハンスがんばります!;クレーム処理をご一緒に;処理そのものは間違ってなくても…;いったい誰が本を送ったのか?)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めかぶこんぶ
Mikatas
s t
h t