失敗しない外壁デザイン―トラブルを未然に防ぐ仕上げの基本

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失敗しない外壁デザイン―トラブルを未然に防ぐ仕上げの基本

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784822256456
  • NDC分類 524.82
  • Cコード C3052

出版社内容情報

外壁は意匠性と躯体保護を担う重要部位。タイル剥落や汚れ、雨漏り、延焼など外壁のトラブルを防ぐ設計手法を基本から解説する外壁が汚れたら清掃や補修をすればいい―。そんな安易な考えは、もう許されなくなった。
維持管理コストを抑えつつ、外壁トラブルを未然に防ぐ設計手法を解説。

外壁は意匠性と躯体保護を担う重要部位です。タイル剥落や汚れ、雨漏り、延焼など外壁にまつわるトラブルを防ぐ最新ノウハウを紹介するとともに、外壁仕上げの設計手法を基本から解説します。

■主な内容
【PART1】古典+新材料で克服! 汚れに負けない外壁の工夫
【PART2】トラブル多発! 落ちない外壁タイルのツボ
【PART3】高層建築に炎の死角、燃え広がり防ぐ外壁の納まり
【PART4】戸建て住宅で要注意、「軒ゼロ」「サイディング」の落とし穴
【PART5】保全のプロが指南、仕上げトラブル撃退の基本


【PART1】古典+新材料で克服! 汚れに負けない外壁の工夫
 1「城戸崎邸」に見る美観維持の技
  先端塗料で塗り替え、築約30年でも新築同然
 2「三木総合防災公園内・陸上競技場」に見る美観維持の技
  打ち放しでも汚れない秘密兵器
 3「東京大学化学教室東館」に見る美観維持の技
  築100年でも「お肌はツルツル」
 4 汚れの原因と対策
  原因を3種類に大別、設計段階で手を打つ
 5 打ち放しの塗料選び
  コストの制約あっても防水対策は必須
 6 打ち放しのディテール
  デザインと汚れ対策を巧みに両立
 7 美しい水切り
  水切りも窓のデザインの一部

【PART2】トラブル多発! 落ちない外壁タイルのツボ
 1 潜むトラブル
  落下リスクで膨らむ法的責任と経済負担
 2 変わる仕様
  材工費3割増でも広がる接着剤張り
 3 品質確保の着眼点
  新築時の工事監理で危険因子を徹底排除

【PART3】高層建築に炎の死角、燃え広がり防ぐ外壁の納まり
 1「外壁火災」という想定外
  部材選定と組み合わせのワナ
 2 識者が語る外壁火災の要点
  「対岸の火事」とは言い切れない

【PART4】戸建て住宅で要注意、「軒ゼロ」「サイディング」の落とし穴
 1 軒ゼロの雨漏りリスク
  屋根と壁の取り合い部が弱点に
 2 軒ゼロとの付き合い方
  軒ゼロの是非を3人の論客が斬る
 3 サイディング補修の実情
  サイディングの腐朽を止める裏技
 4 サイディングの長寿命化
  シーリングの工事品質が寿命左右
 5 増えるサイディング補修
  90年代の新築が張り替え時期に

【PART5】保全のプロが指南、仕上げトラブル撃退の基本
 1 外装仕上げの基本
  思わぬトラブル防ぎ意匠性と躯体保護を両立
 2 塗料(水対策)
  塗装の裏に水が回ると劣化や汚れが加速
 3 塗料(選び方)
  適材適所の高機能塗料で美観維持や長寿命化
 4 タイル(浮き・剥落の原因)
  タイル剥落のリスク増、欧米では外装を避ける
 5 タイル(落下の防止法)
  タイルの剥落リスクを有機系接着剤で低減
 6 タイル(点検と改修)
  広範囲のタイルの浮き、全面改修でリスク排除
 7 打ち放し
  難度増す打ち放し別次元の施工管理が必要
 8 ALCパネル
  存在感増すALCパネル、主要仕上げの一角に
 9 シーリング材
  シーリング材の寿命で修繕サイクルが決まる
 10 水切り
  水切りの形と納まりが美観と建物寿命を左右
 11 乾式パネル
  高耐久の乾式パネル、施工不良防ぎ寿命延ばす
 12 外装の未来像
  200年建築も射程内、未来の外装材を予想

西川忠[ニシカワタダシ]
著・文・その他

日経アーキテクチュア[ニッケイアーキテクチュア]
著・文・その他

内容説明

外壁が汚れたら清掃や補修をすればいい―。そんな安易な考えは、もう許されなくなった。維持管理コストを抑えつつ、外壁トラブルを未然に防ぐ設計手法を解説する。

目次

1 「古典+新材料」で克服!汚れに負けない外壁の工夫(「城戸崎邸」に見る美観維持の技―先端塗料で塗り替え、築約30年でも新築同然;「三木総合防災公園内・陸上競技場」に見る美観維持の技―打ち放しでも汚れない秘密兵器 ほか)
2 トラブル多発!落ちない外壁タイルのツボ(潜むトラブル―落下リスクで膨らむ法的責任と経済負担;変わる仕様―材工費3割増でも広がる接着剤張り ほか)
3 高層建築に炎の死角、燃え広がり防ぐ外壁の納まり(「外壁火災」という想定外―部材選定と組み合わせのワナ;識者が語る外壁火災の要点―「対岸の火事」とは言い切れない)
4 戸建て住宅で要注意、「軒ゼロ」「サイディング」の落とし穴(軒ゼロの雨漏りリスク―屋根と壁の取り合い部が弱点に;軒ゼロとの付き合い方―軒ゼロの是非を3人の論客が斬る ほか)
5 保全のプロが指南、仕上げトラブル撃退の基本(外装仕上げの基本―思わぬトラブル防ぎ意匠性と躯体保護を両立;塗料(水対策)―塗装の裏に水が回ると劣化や汚れが加速 ほか)

著者等紹介

西川忠[ニシカワタダシ]
北電総合設計建築部技師長。1961年北海道生まれ。北海道大学大学院社会基盤工学専攻。工学博士。83年から北海道立寒地住宅都市研究所に勤務。98年にコンステック入社。2016年12月から現職。建築物の調査診断、耐震補強、改修などに幅広く携わる。コンステックに研究開発本部長として在籍時に初出記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。