20億人の未来銀行―ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る

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20億人の未来銀行―ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822255718
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「この壮大なリアリティは学びの宝庫だ」(成毛 眞氏)

世界に約20億人いる“金融難民”に、「新しい仕組みの銀行」を提供する――。

本書は、そんな前代未聞の構想を実現するために
アフリカ・モザンビークで事業を展開する日本人起業家の仕事録です。

■ 辺境から世界を変える。目からウロコの《新しいFinTech》誕生秘話

舞台は、モザンビーク人ですら「辺境の地」と呼ぶ農村部。
電気は通っておらず、ほぼ自給自足の生活をしている農民たちが住む地域です。

著者が代表を務めるベンチャー企業・日本植物燃料は、主力事業である
バイオ燃料の製造・販売を行う過程で、巡り巡ってこの地にたどり着きました。

その後、日本では想像もできないような出来事が重なり、
近年は村の生活レベルを向上させる目的で
電子マネーを使った「収益分配型モバイルバンク」づくりに奔走しています。

なぜ、電気の通らない村で電子マネー事業を始めることになったのか?
そのきっかけとなった“妖精”や呪術師との闘いとは?

異文化圏で遭遇するさまざまなトラブルに対処していく中で生まれた
新しいFinTech構想は、世界中の農村や貧困地域に「お金の革命」を起こす
ポテンシャルがあるとして、国連にも注目されています。

■ 未来の銀行を構想する動機になった、現代金融の問題点とは

著者がビジネスパーソンとしてライフミッションにしているのは、
「世の不条理をなくしたい」という思い。

畑違いの金融業に本腰を入れることにしたのも、
このライフミッションを果たす上で、
現代のお金のものがたり(≒経済構造)が生み出す地域間格差を
是正する仕組みづくりが必要だと考えたからです。

本書では、この仕組みづくりの前後で著者が学んだ「お金の歴史」や、
現代のグローバル経済が抱える問題点、その解決策を記しています。

また、アフリカで生まれた「新しい仕組みの銀行」構想の発展形として、
日本の地方都市を元気にする「地域通貨」の可能性についても述べています。

日本から世界へ。世界から日本へ。
文字通りグローバルな活躍を見せる著者の言動は、
世界を変えたいという若者にとって格好の教科書になるはずです。


はじめに:電気の通らない村で、電子マネーを使った銀行を作る

1章:新しいお金のものがたり 現代の経済構造に一石を投じる仕組みを作る

2章:見つけた光明 妖精が教えてくれた「もう一つのフィンテック」の可能性

3章:いつも舞台は未開の地 ゼロから事業を興し、広げる私のやり方

4章:行く先々に岩と穴 綺麗事では進まない、事業運営のリアル

5章:挑戦の行く末 持続可能なコミュニティを日本と世界へ広めるために

おわりに:私という「ものがたり」のルーツを作ってくれた方々へ

付録:私が影響を受けた書籍一覧


合田 真[ゴウダマコト]
著・文・その他

内容説明

お金の仕組みは、人が作った「ものがたり」。だから私たちにも変えられる!今、金融サービスの恩恵を受けていない世界約20億人を救うかもしれない「新しい仕組みの銀行」って何だ!?

目次

1章 新しいお金のものがたり―現代の経済構造に一石を投じる仕組みを作る(世界は「現実」と「ものがたり」でできている;「ものがたり」が変われば、人の行動はおのずと変わる ほか)
2章 見つけた光明―妖精が教えてくれた「もう一つのフィンテック」可能性(バイオ燃料の種類と歴史;パームからヤトロファへの転換 ほか)
3章 いつも舞台は未開の地―ゼロから事業を興し、広げる私のやり方(最初に選んだ営業の仕事で学んだ「人間関係」の大切さ;20代で5000万円の借金を背負い、必死に事業を回す ほか)
4章 行く先々に岩と穴―綺麗事では進まない、事業運営のリアル(日本の常識は通用しない。「大金盗難事件」の顛末;銀行を知らない人たちに銀行の意味を伝える難しさ ほか)
5章 挑戦の行く末―持続可能なコミュニティを日本と世界へ広めるために(モザンビークにおけるネクストステップ;インド、スリランカ…海外の他地域への展開も ほか)

著者等紹介

合田真[ゴウダマコト]
日本植物燃料株式会社代表取締役社長。1975年長崎生まれ。京都大学法学部中退。2000年に日本植物燃料株式会社を設立。アジアを主なフィールドに、植物燃料を製造・販売する事業を展開する。その後アフリカのモザンビークに拠点を拡大し、2012年に現地法人ADMを設立。同国の無電化村で、地産地消型の再生可能エネルギーおよび食糧生産を支援するとともに、農村で使えるFinTechやAgriTech事業にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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