革新的な会社の質問力

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革新的な会社の質問力

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822255206
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

自分にしつもん、部下にしつもん、会議にしつもん、お客様にしつもんという4つの場面で、質問力を磨き、活用する方法を明解に解説質問には、いまの閉塞感を突破し、革新を生む力がある!

質問コンサルタントである僕の仕事は、企業に行って、ただ質問をするだけ。「もっとこうしたほうがいい」とアドバイスしたり、教えたりすることはありません。ずいぶんと不思議な仕事だな、と思われるかもしれません。ところが、質問を投げかけるだけで、クライアントには大きな変化や革新が巻き起こります。
 質問するだけで、そんな成果が出るなんて不思議ですよね。なぜそんな力があるのか。
 仕事をするということは、常に「考え」「行動する」ことです。
 目の前の問題や目標を整理し、解決策を考え、行動することの繰り返しで、仕事は進んでいきます。その時の「頭の中を整理する」「新しいアイデアを生み出す」「やる気になる」ことのきっかけとなるのが質問です。
 何かに悩んだ時、本やセミナー、コンサルタントから、他社の成功事例や新しい発想を学び、「ヒント」を得ることはできますが、それはヒントであって、「答え」ではありません。いま必要な答えは、悩んでいるその人の中にしかないのです。
なぜなら、経営環境も、資源も、個性も違うので、他の成功法則がそのまま当てはまることはないからです。ヒントを得て、何を思いどう行動するかは、悩んでいる本人が考え決めることなので、答えはその人の中にしかないのです。
 しかも、いまは経営環境や消費者意識などの変化が激しい時代なので、昨日まで通用していた「正解」が今日も明日も通用するとは限りません。過去の成功体験や常識にとらわれることなく、いま通用する「答え」を生み出していく必要があります。
 だからこそ、自分の中にある答えを引き出していく質問をすることが大切です。悩みや課題を抱えているあなたは、すでに答えを持っているのです。ただ、いまはそれに気づいていないだけ。いい質問をされると、人は自動的にその答えを探そうとして、自分の「内側」にある答えへと導かれています。
 本書では「自分にしつもん」「部下にしつもん」「会議にしつもん」「お客様にしつもん」という4つの場面で、質問力を磨き、活用する方法を明解に解説します。


第1章 「しつもん」とは何か?
しつもんとはそもそも何か、しつもんを発する側に不可欠ないくつかの約束について解説します。
第2章 必ず身につけたい「7つのしつもんマインド」
「しつもん」は、誰がどんなマインドを持ってするかによって、その効果が大きく変わってきます。
第3章 自分しつもん
質問は、相手があってこそ成り立つものだと思っていませんか。実は、僕たちは日頃から、数多くの質問を自分自身に向けて発しているのです。「自分しつもん」が上達すれば、思考がぐっと深まり、創造力や課題解決力も格段にアップし、仕事の結果にも大きな変化が生まれます。
第4章 部下にしつもん
部下への不満の原因は部下でなく、上司のあなたにあります。あなたの考え方や関わり方を少し変えるだけ。部下との関係を劇的に変えるしつもんを解説していきましょう。
第5章 会議でしつもん
「ああ、また会議か……」とため息をついている人も多いのではないでしょうか。ところが、会議にしつもんを取り入れると、こうした不満が解消されます。メンバー全員で議論が盛り上がり、しかも短時間で実のある結果が得られます。まさに会議革命です。
第6章 お客様にしつもん
本書で高めてきた「しつもん力」をぜひ、お客様相手にも活かしてください。しつもんを駆使できるようになると、売り込まなくても売れる「営業力」、隠れたニーズを掘り起こす「企画力」、お客様から愛され、より必要とされる「満足度の高い商品を生み出す力」が自然と高まり、お客様との関係も格段に良くなっていきます。


河田 真誠[カワダ シンセイ]
しつもん経営研究所(有)代表取締役。質問の専門家。1976年生まれ。広島でデザイン会社の経営や、口コミだけで1000人規模のイベントを毎月主催した経験をもとに、独自の集客プログラムを開発し、企業へのコンサルティングを始める。教えるのではなく「しつもん」をするスタイル、わかりやすい切り口、そして実際に結果が出るコンサルが評判を呼び、全国にクライアントを持つ。集客、問題解決、マネジメント、営業など、企業コンサルティングでの「しつもん」のノウハウをまとめて、「しつもん経営」としてプログラム化し、多くの企業にコンサルティングや研修として提供している。最近では、企業でしつもんする「しつもんコンサルタント」の育成や、起業家支援、ビジネスモデルのプロデュースにも力を入れている。

内容説明

経営環境が激変するいまの時代、昨日まで通用していた「正解」が今日も明日も通用するとは限りません。求められているのは過去の成功体験や常識にとらわれない、いま通用する「答え」。だからこそ、質問をする必要があります。良質な質問を投げかけられると、脳は自動的に自分の「内側」にある答えを探し始めます。その結果、新たな気づき、革新的アイデアが生まれ、閉塞感を打破する力となります。

目次

第1章 「しつもん」とは何か?
第2章 必ず身につけたい「7つのしつもんマインド」
第3章 自分しつもん
第4章 部下にしつもん
第5章 会議でしつもん
第6章 お客様にしつもん

著者等紹介

河田真誠[カワダシンセイ]
しつもん経営研究所(有)代表取締役。1976年生まれ。広島でデザイン会社の経営や、口コミだけで1000人規模のイベントを毎月主催した経験をもとに、独自の集客プログラムを開発し、企業へのコンサルティングを始める。教えるのではなく「しつもん」をするスタイル、わかりやすい切り口、そして実際に結果が出るコンサルが評判を呼び、全国にクライアントを持つ。集客、問題解決、マネジメント、営業など、企業コンサルティングでの「しつもん」のノウハウをまとめて、「しつもん経営」としてプログラム化し、多くの企業にコンサルティングや研修として提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

29
コンサル頼んでも結局解決できるのは自分というか自分の会社の人間だけなんで、はじめは感心しながら読んだけど、あとにいくほど流し読み。社長がどうしたいのかがないとどうしようもないというか社長がこうやっていくと決めた会社がやりやすいよなと、社長がアホじゃない限り、アホ多いけど。高いお金払ってコンサル頼んでも役に立ちません、第三者目線で見てもらうことに関してはいいですけど、解決することはないというか解決できたら会社がアホなだけな気がするけど。2019/09/19

よっしー

8
質問は自分のためではなく、相手のためにすること。相手にやって欲しいことをどんなに熱心に言ったところで相手は引くだけ。自発的に動いてもらう環境を作らなければ意味がない。悪いのは常に相手ではなく自分。そこに気づかなければ世の中は何も変わらない。自分に対してもそうだし、相手に対しても幸せになれる良質な質問を心がけて行動しよう。ビジネスでも家庭でも使える分かりやすい取り組みだ。2025/02/06

4
”しつもんコンサルト”という肩書きの著者。質問をすることが仕事だという。質問をするには、自分で頭の整理をしなければ良質にならない。質問は閉塞感を打破するもので、疑問やクイズ、命令質問、尋問などがある。思い込みを捨て、相手を信じて、愛の選択をする、どんな答えも正解で、答えより考えることが大事という質問のポイントが書かれている。部下や客に質問するなどのケースに後半は分けられている。2017/06/01

さりー

3
図書館本。 日常で自分に繰り返し同じテーマで質問を著者のようにしていたら、無尽蔵に答えが出てきそう。 定期的に再読したい本。2023/11/30

Jackie

3
著者がまさかの中学校の時の同級生。先日たまたまschooでおすすめに上がってきた動画で知りました。本当にびっくりした。自分がチームのメンバーと仕事の話をするときに指示ばかりだしてるなと改めて気付かされました。来週チームメンバーとの面談予定してるのでしつもん内容を参考にさせてもらおう。2023/09/20

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