プラットフォームの教科書―超速成長ネットワーク効果の基本と応用

電子版価格
¥1,870
  • 電書あり

プラットフォームの教科書―超速成長ネットワーク効果の基本と応用

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822255091
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

IT産業に特有のビジネス構造と思われていた「プラットフォーム」が、あらゆる産業分野に広がり、企業は競争戦略の考え方を根本的に見直すべき時代が到来した。

内容説明

デジタルエコノミーの勝者と敗者を分けるもの。理論とカラクリを3時間で学ぶ。

目次

1 プラットフォームの基本(プラットフォーム革命―何が起きているか?;レイヤー構造化―従来型ビジネスとの決定的な違い;ネットワーク効果―成長を加速する経済原理;クロスプラットフォーム―任天堂vsスマホゲーム;デバイス転換―スマホシフトをテコにしたLINEの成長)
2 プラットフォームの広がり(シェアリング―スマホが支えるアマチュアエコノミー;IoT―あらゆる産業にプラットフォームが出現する;WTAへの布石―ソフトバンクのアーム買収;プロフィットプールの攻防―自動車産業のレイヤー構造化)
3 プラットフォームの戦略(エコシステムのマネジメント―チキンエッグ問題を解決する;攪乱要因―プラットフォームの不確実性;マルチホーミング―宿泊予約&グルメサイトの追い上げ;5つの対抗策―強大化したライバルへの追随と逆転;包囲戦略―マイクロソフトの勝因と敗因)

著者等紹介

根来龍之[ネゴロタツユキ]
早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業(哲学科)。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て、2001年から現職。早稲田大学IT戦略研究所所長。早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、CRM協議会副理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

200
Web時代において、自らプラットフォームを運営するビジネスを展開する場合にどのような戦略・戦術があるのか、ということを具体的な会社名と事例を多数紹介しながら紹介した一冊。教科書と銘打ってあるように、著者本人に「こうしたほうがいいよ」という明確なメッセージがあるわけではなく、過去の事例を挙げながら「こんな戦略があったよ」と紹介するだけなので、実用的というよりも学術的な側面が強いように感じる。専門用語が多くて意味を忘れてしまうので、もう少し何度も用語説明を加えてくれたほうが親切だと思う。2018/05/26

えちぜんや よーた

90
「ネットワーク効果」の箇所だけ読む。「〇〇さんが使うから私も使う」という原理で時間の経過とともに勝者総取りができる経済原理の一つである。その具体例としてFacebookが取り上げられている。だがTwitterはどうした?けなされてはいないが、大して褒められてもいない。 Twitterファンとしては非常に寂しい限りであるが仕方がない。つい先ほどブルームバーグの動画ニュースでTwitterの文字制限が280文字に引き上げられたと報じられたが、キャスターや評論家にボロカスに言われてる…。がんばれTwitter!2017/12/02

のんぴ

30
サービスを提供したい人と受けたい人をつなぐプラットフォーム。単純な売買の場を提供するのみならず、口コミを書けるようにしたり、サービス提供者のレイティングなどトラブルを避ける仕組みを作ったり、他のサービスとの連携もスムーズにしたり(読書レビューサイトとツイッターみたいな?)工夫してユーザーを増やす。プラットフォームをざっくり学ぶのにわかりやすかった。2023/03/15

たー

10
タイトル通りプラットフォーム戦略について体系的かつ分かりやすくまとめられていて良い。2018/03/21

なななな

8
帯の紹介「理論とカラクリを3時間で学ぶ」の通り、さすがに3時間では読めなかったけど、ざっくり読みやすい本でした。2017/11/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11914941
  • ご注意事項