出版社内容情報
日々マーケットと向き合いながら、長年にわたり利益を積み重ねている16人のプロ・トレーダーの生の声を収録。
職業としてトレーダーを選択し、日々マーケットと向き合いながら、長年にわたり利益を積み重ねている16人のプロ・トレーダーの生の声を収録。トレーディングの世界に足を踏み入れた経緯、マーケットと対峙するうえでの心構えや考え方、アプローチ方法とテクニック、過去の輝かしい成功例と手痛い失敗例など、これまでに明かされたことのないプロ・トレーダーの本音を凝縮した貴重なインタビュー集。伝説のカリスマ・トレーダーにして「ボリンジャーバンド」開発者、ジョン・ボリンジャー氏の序文も必読。
トレーディングの世界に「絶対正しい方法」は存在しない。一人ひとりが自分だけの方法を探さなければならない。 (ジョン・ボリンジャー)
この1 年間、私は何百人というプロ・トレーダーたちに会い、どのような経緯でトレーディングを始め、利益を出し続ける方法をどうやって身につけたのかとたずねてきた。ときには年間の利益がいくらなのかといった不躾な質問すらぶつけた。途中でインタビューを打ち切られたり、何か投げつけられるのではないかと思ったこともあったが、誰もそんなことはしなかった。ほぼ全員が嫌な顔ひとつせず答えてくれた。……インタビューした人々のトレーディングスタイルは実にさまざまである。ほんの数分間ポジションを保有するだけで、1 日に何百回、何千回と売買を繰り返すトレーダーもいた。月に1、2 回しか巡ってこないビッグチャンスを捉え、数週間、数ヵ月とポジションを保有し続けて大きな利幅を狙うトレーダーもいた。それでも彼らは例外なくリスクマネジメントの技術を習得しており、想定外の損失を被らないよう慎重にトレードを管理していた。もっとも、なかには手痛い失敗をしでかした経験を語ってくれたトレーダーもいた。ほとんど一文無しになりそうになってから、規律こそがゲームを続けるためのカギだと悟ったのである。トレーダーとして成功するためには何よりも勤勉さと規律が不可欠なのだ。 (本書より)
■序文 ジョン・ボリンジャー
■第1章 トレードをプランし、プランをトレードせよ(トッド・ゴードン)
■第2章 大切なのは「ゴール」ではなく「ルール」(リンダ・ラシュキ)
■第3章 マネーに集中するな、ゲームに集中しろ(セルジュ・バーガー)
■第4章 重要なのは「マーケットの声」に耳を傾けること(アレックス・フォスター)
■第5章 信じられるのは目の前のプライスだけ(デレク・シミング)
■第6章 マーケットでは自分の感情を信頼してはいけない(ピーター・ブラント)
■第7章 英国海軍の規律をトレーディングに活かす(ロブ・ウィルソン)
■第8章 成功のカギは規律とルーティン(ジョン・カーター)
■第9章 キャリアウーマンから転身しフィボナッチの第一人者に(アン・マリー・ベインド)
■第10章 プライスとボリュームに注目し自分のチャンスを探す(ジェフ・ホワイト)
■第11章 商品先物市場に特化し「スプレッド」を狙う(パトリック・ヘミンガー)
■第12章 取引の相手方に回り利益を引き出す(ドン・ミラー)
■第13章 トレンドフォローの売買を「完全自動化」(チャールズ・ジャーマン)
■第14章 心理学のアプローチで市場の感情をトレード(アンドリュー・メネカー)
■第15章 トレーディングの最終目標は「儲けること」(ブライアン・ランド)
■第16章 徹底的な検証と分析を利益につなげる(マイケル・トマ)
■第17章 プロ・トレーダーに学ぶ「成功するための20の習慣」
目次
トレードをプランし、プランをトレードせよ(トッド・ゴードン)
大切なのは「ゴール」ではなく「ルール」(リンダ・ラシュキ)
マネーに集中するな、ゲームに集中しろ(セルジュ・バーガー)
重要なのは「マーケットの声」に耳を傾けること(アレックス・フォスター)
信じられるのは目の前のプライスだけ(デレク・シミング)
マーケットでは自分の感情を信頼してはいけない(ピーター・ブラント)
英国海軍の規律をトレーディングに活かす(ロブ・ウィルソン)
成功のカギは規律とルーティン(ジョン・カーター)
キャリアウーマンから転身しフィボナッチの第一人者に(アン・マリー・ベインド)
プライスとボリュームに注目し自分のチャンスを探す(ジェフ・ホワイト)
商品先物市場に特化し「スプレッド」を狙う(パトリック・ヘミンガー)
取引の相手方に回り利益を引き出す(ドン・ミラー)
トレンドフォローの売買を「完全自動化」(チャールズ・ジャーマン)
心理学のアプローチで市場の感情をトレード(アンドリュー・メネカー)
トレーディングの最終目標は「儲けること」(ブライアン・ランド)
徹底的な検証と分析を利益につなげる(マイケル・トマ)
プロ・トレーダーに学ぶ「成功するための20の習慣」
著者等紹介
ブールキン,ティム[ブールキン,ティム] [Bourquin,Tim]
ロサンゼルス署の警察官時代にトレーディングを始め、犯罪捜査に勤しむ傍ら、おもに株式市場や外国為替市場でトレーダーとしての実戦経験を重ねた。1999年、トレーダーの交流の場として「Traders Expo(旧Online Trading Expo)」を仲間と立ち上げ、毎年、全米各地から数多くのネットトレーダーや個人投資家を集めるイベントに育てた。過去15年以上にわたり、数えきれないほど多くのプロ・トレーダーにインタビューを試み、マーケットで勝ち残っていくための技術やノウハウ、態度や規律に関する膨大なコメントを蒐集してきた
マンゴー,ニコラス[マンゴー,ニコラス] [Mango,Nicholas]
フリーライター兼編集者。アクティブトレーディング分野の実務経験を活かし、さまざまなメディアで執筆活動を行っている。トレーダーへの啓蒙・教育活動にも精力的に取り組み、プロ・トレーダーや業界関係者と協働しながら、長期間にわたり利益を確保するための合理的かつ安定的なトレーディング手法の普及に努めている
森山文那生[モリヤマフナオ]
実務翻訳者・出版翻訳家。シティバンク、リーマン・ブラザーズといった米国系金融機関勤務を経て翻訳者に転身。アーサー・アンダーセン、KPMG、ウォール・ストリート・ジャーナル、三菱東京UFJ銀行等の翻訳者を経験し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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