ヤンキースのユニフォームにはなぜ選手の名前がないのか?

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ヤンキースのユニフォームにはなぜ選手の名前がないのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822250164
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ヤンキースやレッドソックス、ドジャースなど、メジャーリーグの人気球団の大胆不敵なビジネスモデルを解説。

メジャーリーグの「いい話」を満載!
最強球団の経営は「戦略」と「ストーリー」のお手本である。

ヤンキースがユニフォームに選手名を入れない理由を聞いた時、ヤンキースの球団経営の根底に流れる「鉄の掟」を知りました。ヤンキースでは、選手だけでなく球団職員もヤンキースの一員としての誇りを胸に常に最高の顧客サービスを目指し、職務を遂行しています。一緒に仕事をしてみれば、他球団との意識の違いは一目瞭然です。
レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークのスコアボードに記された小さな点々の意味を知った時、私は涙を押さえられませんでした。静かに、でもしっかりと刻まれたファンの想いは、ボールパークの存在意義を、単なる観戦会場から文字通りの「ホーム」(我が家)へと昇華させます。
アメリカの新しいスタジアム設計の流れを作ったのが女性であることを知った時、過去の球場の発想から脱して、観戦以外の付加価値に重きを置くことがなぜ重要なのかを改めて理解することができました。彼女は我が子の話をするように嬉々として球場の案内をしてくれました。
(「はじめに」より)

ヤンキース
比類なき伝統と実績を売る
勝利のためには手段を選ばない「ザ・ボス」/選手の年俸総額はダントツ/GMの役割は「レストランの食材仕入担当」/「ブラックリスト脱却」をあきらめてまでマー君が欲しかった/カネでは買えない「あこがれの体験」で引きつける/超一流選手も球団の存在を超えることはない/ヤンキースタジアムに埋め込まれた独自のコンセプト/勝利の歌は「ニューヨーク・ニューヨーク」

レッドソックス
天才投資家によるレバレッジ経営
かつて球団経営に失敗したミリオネアの敗者復活戦/「バンビーノの呪い」から80年ぶりに解放/「古くて狭い球場」を最大の売りものに/「歴史はファンの心に 静かに刻まれていくものである」/「球場で恋人を射止めよう!」/他球団のスタジアムでもちゃっかり儲ける/英サッカーの名門リバプールを買収

ドジャース
「移転」「破綻」を経て超カネ持ち球団に変身
オーナーの「セレブ生活」が原因で資金繰りに窮す/ヤンキースを上回るほどの金満球団に変身/「20世紀の3大悪党」の決断でニューヨークからロサンゼルスへ/マリナーズは本拠地を「脅し」で手に入れた

スタジアム
米国流「おもてなし」の見本市
スタジアム革命を起こした伝説の球場/野球「が」見たい人だけでなく、野球「も」見たい人を呼び寄せる/昔懐かしい外観と緻密に計算された内部/「神は細部に宿る」を実践する女性スタジアム設計者/観客を何としても楽しませる/ヤンキースと真逆の戦略を取るメッツの新球場/ニューヨーク一番のハンバーガーが食べられる/「郷愁の念」を誘う新スタジアムの外観/フットボール観戦は米国人の「お花見」/スーパーボウル観戦は1週間イベント

メジャーリーグ
WBCで勝てなくてもビジネスは「世界一」
オーナーの使命は「球団利益の追求」/リーグの役割は「中古車販売業者」/弱小球団はわざと負けて「ぼったくり」/野球人気低落の危機を救った野茂英雄/ネット事業はテレビ放映権に並ぶビジネスに成長/収益分配制度に隠されたからくり

マイナーリーグ
「低品質」「悪立地」でも成り立つ理由
7層構造のピラミッドを形成/侮れない集客力/野球で集客しようとは考えない/マーナーリーグはメジャーの競合リーグだった/MLBのマイナー化したドミニカ球界で起きたこと/日本球界はドミニカの二の舞になるのか?

独立リーグ
メジャー球団のお膝元に切り込む
メジャーの「支援」はないが「縛り」もない/教科書的経営でメジャーのおこぼれに預かる/「最優秀ボールパーク」に輝いた独立リーグ球場/全米で一番有名なマイナー球団/スポーツマーケティングの父/大胆な割り切りでブルーオーシャンを開拓/最初の10歩で勝負を決めろ!/ファンを楽しませるにはまず社員から/「人生を台無しにしたかったら球団で働かないか」/日本人職員が英語でナツメロを歌う/ヤンキース傘下の球団も経営してビジネス拡大

【著者紹介】
1973年東京都生まれ。小学生の頃から野球を始め、中学・高校と野球漬けの毎日を送る。1996年一橋大学法学部卒業。大学時代は体育会アメリカンフットボール部に所属。クオーターバックとしてオフェンスを率いる。1996年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。製造業、金融業、官公庁における事業戦略立案、情報システム化、戦略立案、情報システム構築などを手がける。2000年米国マサチュセッツ大学アムハースト校大学院スポーツ経営学部入学(2003年卒業、スポーツ経営学修士)。2001年スポーツマネジメント会社Athletes Dream Management, Inc.を共同設立。コンサルティング事業部責任者としてスポンサーシップ、チケット販売(CRM)、ニューメディア(インターネット)、ブランドマネジメント、スタジアム経営、映像プロパティー管理、選手育成といったスポーツマーケティングにおける様々な収益領域から、Jリーグをはじめとする日本のスポーツ組織へのコンサルティングを手がける(2005年に退社)。2004年中央大学商学部(スポーツ経営学)非常勤講師(現任)。

内容説明

最強球団の経営は「戦略」と「ストーリー」のお手本である。メジャーリーグの「いい話」51連発!

目次

1 ヤンキース―比類なき伝統と実績を売る
2 レッドソックス―天才投資家によるレバレッジ経営
3 ドジャース―「移転」「破綻」を経て超カネ持ち球団に
4 スタジアム―米国流「おもてなし」の見本市
5 メジャーリーグ―WBCで勝てなくてもビジネスは「世界一」
6 マイナーリーグ―「低品質」「悪立地」でも成り立つ理由
7 独立リーグ―楽しいことは良いことだ!

著者等紹介

鈴木友也[スズキトモヤ]
1973年東京都生まれ。1996年一橋大学法学部卒業。大学時代は体育会アメリカンフットボール部に所属。1996年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。大学卒業後も母校アメリカンフットボール部コーチ(オフェンスコーディネーター/QBコーチ)として引き続きスポーツと関係を持ち続ける。2000年米国マサチューセッツ大学アムハースト校大学院スポーツ経営学部入学(スポーツ経営学修士)。2001年スポーツマネジメント会社Athletes Dream Management,Inc.を共同設立。コンサルティング事業部責任者(2005年に退社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Taizo

6
「『選手の存在が球団を超えることはないから』という球団哲学の現れです。」 ヤンキースとはそういう球団みたいだ。お金持ちってだけではなくて、そこに所属していること自体が誇らしい、そんなラグジュアリーな気分にさせてくれる球団。日本の読売巨人軍だ。ちなみに、背番号を初めて導入したのはヤンキース。当時は打順で背番号を決めていたから、3番のベーブルース含め、一桁は全てが永久欠番。2021/01/31

みどるん

5
背番号を入れだしたのはヤンキースだったんだね。ぜいたく税も連続違反年数で率がこれほど変わるとは知らなかった。金がなくて弱いチームは分配金で利益を上げているという事実がひどい。2014/06/24

yyrn

2
これまでMLB関連の本は何十冊も読んでいるので、この本から得られた目新しい情報は特になかったが、しかし、メジャーの特徴がよくまとめられていて再確認にちょうど良く、文面からはメジャー観戦の楽しさも伝わってきて初心者には打ってつけの、分かりやすい本だと思う。「ヤンキース」「レッドソックス」「ドジャース」「スタジアム」「メジャーリーグ」「マイナーリーグ」「独立リーグ」の7章立てになっていて特に経営という視点からの記述が中心だが、ファンの立場から十分楽しめる本だ。2017/01/15

ペンギン

2
メジャーリーグのみならずマイナーリーグや独立リーグなども含めたビジネスモデルについて書かれており、初めて知ることも多く面白く読めた。特にMLBと独立リーグの棲み分けがはっきりと分かれていることは初知りだった。マイナーや独立リーグの球団数や観客動員数など、日本に比べるとやはりアメリカの野球の規模はレベルが違うなと実感。球場建設料の自治体負担やグッズ利益やテレビ放映料の収益割り当てなど日本も見習うべき箇所が多く取り上げられている。2014/11/16

ソウ

2
ヤンキース、選手が球団の存在を超えることはない。レッドソックス、FSG持ち株会社、子会社達の高いシナジー効果、モールス信号前オーナーR IN P。独立リーグセントポール・セインツ、様々なアトラクション。導線を考え抜かれたスタジアム設計が、高収益を産み出すというビジネスモデル。2014/07/01

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