部下を育てるリーダーのレトリック

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部下を育てるリーダーのレトリック

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822249717
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

内容説明

「最初は選手の期待に応えようと努力したが、彼らから返ってきたのは、不満の声と蔑むような舌打ちだった―」早稲田ラグビー史上「最もオーラのない監督」と言われた男の人心掌握・部下育成術。

目次

第1章 気づきを与える言葉(苦手なことはやらなくていい;口下手でもいいじゃないか;「イケてる自分」を思い出そう ほか)
第2章 部下の成長を促す言葉(売り上げの目標は外してもいい。でも、新規開拓だけはトップを狙おう;トップに立つ人には、その人だけの振る舞いがある;「出すぎた杭」になろう ほか)
第3章 チーム力を高める言葉(まず、謝ろう;相手よりも先にあいさつしよう;波風を立てよう ほか)

著者等紹介

中竹竜二[ナカタケリュウジ]
(公財)日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター。1973年福岡県生まれ。93年早稲田大学人間科学部入学。4年時にラグビー蹴球部の主将を務め、全国大学選手権準優勝。97年卒業後、渡英し、レスター大学大学院社会学部修了。2001年三菱総合研究所入社。2006年早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、2007年から2年連続で全国大学選手権を制覇。2010年2月退任。同年4月日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクターに就任し、指導者の育成、一貫指導体制の構築を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ざっく

13
個人のスタイルを大事にするラグビー指導者中竹竜二氏の本。目標設定の際から、自分らしさを大事にして、それぞれの人が臨場感のあるストーリーを持てるようにしている。多くの人の目標設定に携わると、目標設定の能力も身につくのだろうか。著者には、目標設定をテーマに本を一冊書いてほしいと思った。会社の目標設定でも、組織目標と自分の仕事内容の間に、自分のスタイルを上手く取り入れることで、より自分らしい目標を立てることができるのではないか、とヒントを得る。なかなか実践に結びつけるのが難しい。2022/05/10

ポップ430

6
カメにはカメ、ウサギにはウサギの戦い方がある。響いたのはそこ。2018/01/28

gagayuta1990

2
俺ってイケてる?って思える瞬間は何か? を問い、長所を伸ばす。 失敗の中の小さな成功を見つける。 正直者はバカを見ない。 だから、ルールや規律を重んじ、その設定背景を読み取る力を養うこと。 人の上に立つということは、人の成長の仕方にも責任をもつことだ。 一緒に成長しよう。2017/08/12

たかひー

1
★★★★★ ラグビー監督時代のエピソードを交えつつ、リーダーとしてのあり方を説く。なかなか参考になりそうで、何度も読んで自分の血肉にしたいと思った。2014/09/12

一龍

1
これまで数えきれないほどのリーダーシップ論や人を育てる技術、ノウハウが書かれた本が出版されてきたと思うが、私が読んだ本の中ではこの本ほど感動したものは他にない。 欧米からはいってきたリーダーシップ論に、どこか馴染めなかった私だが、本書に書かれているレトリックこそ、日本人と日本社会に最善の部下を育てる技術ではないか。著者の考えさせ、気づかせる手法は、個が競い合いつつも和を尊ぶ日本の組織でもっとも効力を発揮する。 文句なしに今年読んだ本のベスト5に入る名著だ!2013/09/07

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