ウェブはグループで進化する―ソーシャルウェブ時代の情報伝達の鍵を握るのは「親しい仲間」

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822249113
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0034

内容説明

次のウェブはこう変わる。Google+、Facebookの開発者自身が明かすビッグデータからわかった真実。

目次

第1章 変化するウェブ
第2章 人々がコミュニケーションをとる理由と方法
第3章 ソーシャルネットワークの構造が与える影響
第4章 人間関係が与える影響
第5章 インフルエンサーという神話
第6章 周囲の環境が与える影響
第7章 脳が与える影響
第8章 先入観が与える影響
第9章 ソーシャルウェブにおけるマーケティングと広告
第10章 結論

著者等紹介

アダムス,ポール[アダムス,ポール][Adams,Paul]
プロダクトデザインおよびユーザーエクスペリエンス・デザインの専門家。工業デザイナーとしてダイソンなどのメーカーで勤務した後、デザイン会社フロー・インタラクティブでユーザーエクスペリエンスのコンサルタントを務める。その後グーグルに入社、GmailやYouTubeなどのサービスを担当する一方で、ソーシャルメディアに関する研究を主導。2011年1月にフェイスブックに移籍し、現在はブランドデザイン部門のグローバル責任者を務めている

小林啓倫[コバヤシアキヒト]
(株)日立コンサルティング、シニアコンサルタント。1973年東京都生まれ。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2003年に米マサチューセッツ州バブソン・カレッジにてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業を経て、2005年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はふ

27
人と人がどのように合流するのか、どのように情報が拡がっていくのかを記した本書。多くの人は、大体5〜6個ほどのグループに所属しており、そのグループの中から、最も強い繋がりのグループから、思考や行動の影響を受ける。弱い繋がりのグループは情報源になりやすいという特徴がある。そして、その強い繋がりのグループとより繋がるために、ウェブの技術が発達してきた。ウェブは人中心型のメディアといえる。 本書は、広告やマーケティングに携わる人にこそ読んでほしい、ビジネスに役立つヒントがたくさん書かれている一冊である。2023/08/20

えちぜんや よーた

19
各章の構成は、 ・大見出し ・小見出し ・本文 ・アドバイス ・章のまとめ です。 私は各章のアドバイスは読んで、興味のあるところの本文だけを 読んだので、1時間半で読了しました。 印象に残った個所は以下の通り。 「コンテンツは小規模グループに向けて考えなければならない」(P80) 「6次のつながり、私たちは友人の友人の友人までが、私たちに影響を与える ことができる」(P82) 「選択肢を少なくしよう」(P203) 「許可方マーケティング」(P224) 2012/09/09

T2y@

9
Web・ソーシャルそのものよりも、社会行動学とその法則を元に、ヒトとそのグループの繋がりを追うことの重要性を解く。 “インフルエンサー”至上主義の否定も刺激的だが、その納得感充分。普遍的なポイントがシンプルに語られている良書。 2013/05/18

ロンロン

8
完璧よりも必要十分なレベルを目指すべきと考えている/人は誰とつながるかを決められるが、つながった相手が誰とつながるかは決められない…Google+のサークルの基礎デザインした人が書いた本なんだ。[流し読み]2013/03/17

Thinking_sketch_book

8
面白いです。読む前はFacebookって何故ビジネスにつながるか分かりませんでした。しかし読み始めるとなるほど、そういう使い方もあるのかと考え始める事が出来ました。マルチメディアやSNSが発展する事で、ITでの口コミが発展するでしょう。更にSNSを通じて親しい人の意見が聞けたり、普段からの会社と顧客のコミュニケーションを築ければFacebookやGoogle+は発展する可能性を秘めている気がします。2012/10/30

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