内容説明
グーグルのアクセス数を世界最大のSNSが抜き、情報の流れと人間の行動が変わり始めている。顔の見えない情報の集合体だったインターネットに、突如として、“個人”が立ち現れたのだ。企業はこの新しい「ソーシャル・ネット経済圏」とどのように向き合うべきだろうか?―人の“キズナ”が金を生む。「いいね!」「なう」で客を集める新戦略。
目次
1章 売り方が変わる―潜む顧客を炙り出せ
2章 勃興・ソーシャル戦争
3章 フェイスブックの挑戦
4章 マーケティングツールとしてのフェイスブック
5章 成熟市場が蘇る
6章 ソーシャル・コマース最前線
7章 ネットビジネスの近未来―若き野心、世界へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
6
2012年46冊目。昔は新聞の折込広告やテレビCMを流せば人が集まった。しかし、今の消費者は厳しい。友達意外の情報を信用しなくなっている。ソーシャルにおいての信用度がGoogle検索よりも重要な時代になりつつあるのかもしれない。 2012/08/10
天音春子
3
図書館本。3年近く前の本なのでもう内容は古い感じ。 当時はどうだったか知るのにはいいかもしれない。 今はどうなのかは改めて知る必要がある。 2014/06/24
ぺーいち
3
SNSに関わる主な企業について、特性・相関・推移などをわかりやすく紹介。スタープレーヤーたちのインタビューでは、彼らの途方もないスケールのヴィジョンとスピード感に鼻血が出そうになった。「ロマン」という言葉を久々に思い浮かべる。ロマンだな、これは。2011/03/09
星空の挑戦者
3
Facebook、莫大な北アフリカユーザーの存在に注目すべし。そりゃ革命おこりまっせ。今後Facebookがどのように世界を変えていくのかヒントになりそうなことも書かれている。あくまでも経済レベルですが。日本人としか繋がらないmixiは苦戦を強いられるのでは。2011/03/04
Saaya
2
ソーシャル・メディアで何が起きているか知る本としてとてもよい。巻末のトップインタビューは顔ぶれが豪華でかなりの読み応え(サイバーエージェント、GREE、DeNA、ミクシィ、米グルーポン、米エバーノートなど)。それぞれの事業者のビジョンの違いが分かり、大変勉強になる。マーケティングやソーシャル・メディアに興味がある人におすすめ!2011/03/16