内容説明
増税・政府支出拡大・規制強化の「過去」に戻ってはいけない!「税率を下げれば税収が増える」。ラッファー教授が訴える繁栄の法則。
目次
アメリカ経済に降りかかる災難
紙ナプキンとラッファー・カーブ
減税を実施した大統領たち
失意の七〇年代
レーガノミクスと長期的繁栄
クリントンのお手本
ジョージ・W.ブッシュの投資減税
カリフォルニア破産白書
世界で採用されるサプライサイド減税
キャピタルゲイン税と株価
相続税―浪費氏と倹約氏の物語
保護主義いまむかし
フラット税という幸福な解決
懲りない政策当局
付録 波乱の時代の投資術
著者等紹介
ラッファー,アーサー・B.[ラッファー,アーサーB.][Laffer,Arthur B.]
経済調査とコンサルティングのラッファー・アソシエーションの会長。レーガン大統領の経済政策アドバイザリーボードのメンバー。ラッファー・カーブを生み出し、1980年代の世界的な減税の動きの引き金となった
ムーア,ステファン[ムーア,ステファン][Moore,Stephen]
ウォールストリート・ジャーナルのシニアライター
タナウス,ピーター[タナウス,ピーター][Tanous,Peter J.]
リンクス・インベストメント・アドバイザリーの会長兼CEO
村井章子[ムライアキコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
渓流
1
凡人は、何事も比例的に考える。曰く、努力の量が多いと成功の確率f高い、曰く、増税すると税収が増す。だけれども、本当に素晴らしいのは、「Less is more」、この方がもっと素晴らしい。この本が主張する、減税による増収はこの隻句を思い起こさせる。デマンド経済ではなく、おこぼれ経済学と揶揄されるサプライサイド経済によってそれが可能になることを縷々といたフリードマンに連なる経済学者が書いた本。その妥当性がどの程度か浅学の身には推し量る術は無いが、視点の多様化を促す本であることは間違いない。2010/01/06
メルセ・ひすい
1
ブッシュ 子 減税は景気への最高の薬 だけについて書き戦争の効果は抜けている。2009/10/28
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- 和書
- ひかり!出発進行 〈2〉