天才・異才が飛び出すソニーの不思議な研究所

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822247515
  • NDC分類 007.076
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ソニーコンピューターサイエンス研究所は、小規模だが数々のスター研究者を揃えたユニークな研究所。中心的な研究者を通して、「異才を活かす組織」の秘密を明らかにする。

内容説明

北野宏明(システム生物学)、茂木健一郎(脳科学)、高安秀樹(経済物理学)、暦本純一(実世界情報学)らを生んだ「夢のラボ」の秘密、ソニーコンピュータサイエンス研究所。

目次

第1章 一日で書き上げたドラフトから始まった
第2章 コンピュータサイエンスの最前線をいく
第3章 研究マネージメントの真髄とは
第4章 コンピュータサイエンスからの脱却―北野・暦本・スティールス
第5章 より広く、より深く―高安・茂木・桜田・ニールセン・パシェ
第6章 私にとってのソニーCSL
第7章 科学の未来とソニーCSL

著者等紹介

所眞理雄[トコロマリオ]
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長。慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。同大学助手、助教授を経て1991年教授に就任。その間、ウォータール大学、カーネギーメロン大学訪問助教授を歴任。1988年に(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所を設立し、取締役副所長に就任。1998年より現職。1997年に慶応義塾大学を退職して、ソニー株式会社に入社し、執行役員上席常務。IT研究所長、Co‐CTOなどを歴任、2008年に退任

由利伸子[ユリシンコ]
サイテック・コミュニケーションズ代表取締役。サイエンスライター。科学技術分野の編集・執筆を経て、「人と科学技術の間に橋をかけよう」と、仲間と一緒に1998年に同社を設立、大学や研究所の広報活動などに携わる。東京工業大学理学部応用物理学科卒。スタンフォード大学ナイトフェロー(1994~95年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

バンル

1
研究者として生きるにはどうすればいいかと研究所を運営するためにはどうすればいいかが書いてある。個々人の研究内容,特に深いところまでは自分にはわからないことも多い。しかし,研究者の思想,なぜそのテーマを選択し,どのように研究を進めているかという抽象的なものは研究分野に関係なく,読んでて参考にしたくなる。特に自分は異分野融合的なものに大きな興味を持っているため,この本にあるように,もっと異分野のものにも挑戦していきたい。加えて,計算機科学の研究所から計算機の応用に大きく変更したのはかなりすごいことだと思った。2022/11/28

hisako

1
やっぱ、技術者は最高にカッコイイ。2010/03/31

yori

1
★★★★☆ 本当に天才、異才、鬼才ばかり。2009/09/27

noritsugu

0
ソニーCSLの研究に近いことをやっていて論文とか読んでいるような人にとってはありふれた話なのかもしれない。自分はそうでないので、かなり興味深く読めた。2009/10/25

yuka_tetsuya

0
企業研究所でありながら、自由な環境で研究できる希有な世界的研究所。研究の『自由』をうまくコントロールする才能が必要。ソニーコンピュータサイエンス研究所の歴史がよくわかる本。2009/06/23

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