内容説明
物件の選択、契約、開発、運営、出口戦略まで―不動産ビジネスで勝者になるための駆け引きを、ゲーム形式で実戦的に解説。
目次
第1章 不動産投資ビジネスというゲーム
第2章 不動産投資の数値分析
第3章 構想から基本合意まで
第4章 基本合意からクロージングまで
第5章 シンジケーションと不動産投資信託(REIT)
第6章 開発
第7章 運営管理
第8章 収穫
第9章 再び不動産投資ゲームへ
付録 不動産ビジネス基本用語集
著者等紹介
ポルブー,ウィリアム・J.[ポルブー,ウィリアムJ.][Poorvu,William J.]
自ら不動産開発・不動産投資を手掛ける実務家として、過去30年間にわたりハーバード・ビジネススクールで「不動産投資」のクラスを担当
クルクシャンク,ジェフリー・L.[クルクシャンク,ジェフリーL.][Cruikshank,Jeffrey L.]
ボストンの経営コンサルティング会社コーン・クルクシャンクのパートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nekozuki
7
HBSの不動産投資に関する授業の本を日本語化したもの。MBAの授業ではあるものの、非常に実務的で面白い。古い本ではあるしアメリカの事例で説明されているため、全てが日本でも成り立つわけではないが、プレイヤーの種類や不動産投資の確定ステージの考え方などは普遍的であると思う。 BOE分析は経済性分析の方法でも簡易かつ独特で面白い。2023/03/05
sab
3
HBSの講師が授業のケース内容を例として示しながら実務に即した投資行動の内容をTipsを鏤めつつ概観する。安く買って高く売ることを二つに分解すると、買うためには市況を見極めることと掘り出し物を見つけることが必要で、売るためには建物の最適・利回りの高い用途を見出し開発の手間をかける必要がある。不動産オーナーにとって後半の内容は参考になるだろうが、そうではない私のような読者にはBOE分析による利回りのロジックやREITのような流動的な証券で不動産投資ゲームに参入できるスキームを解説した前半の方が面白く読めた。2022/12/17
Johnny
1
「イケイケドンドン」ではない質の高い不動産投資方法をみることができました。 不動産投資(ゲーム)が成功するために必要な事前調査、資金調達方法、クロージングまでの一連の流れが細かく説明されています。「あるプレイヤーは、嫌悪施設である食肉加工工場の跡地、隣接地をなぜ購入したか?」など、実例を用いて説明されているところもGoodでした。2013/01/25
川原 健太郎
1
09-422012/05/01
yuhichi
1
読了。社内の書評で紹介されてたので読んでみた。 5年前位にこの手の入門書を読み漁った気が。ARESとか勉強してる人が最初に概括するのにいいんじゃないかな。2011/07/30