内容説明
バブルも暴落も机上で再現できる！２００２年ノーベル経済学賞に輝くヴァーノン・スミスが確立した市場実験が、金融市場の未来をつくる。
目次
第１部 バブルと実験（風洞実験と市場；安値拾い；ふたりのスミス ほか）
第２部 市場の中へ―オプション、情報、流動性（ブラック・マンデー；この世は皆オプション；見えざる手が価値を掴む ほか）
第３部 交通マヒと賢い市場への道（市場は絡まりあって大騒ぎ；市場に知能を；賢い競売台 ほか）
著者等紹介
ミラー，ロス・Ｍ．［ミラー，ロスＭ．］［Ｍｉｌｌｅｒ，Ｒｏｓｓ Ｍ．］
ニューヨーク州立大学オールバニー校でファイナンスの教鞭をとり、また国際リスクマネジメント・コンサルティング会社を経営している。主要な顧客はゼネラル・エレクトリック、バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、ＭＢＩＡ等。前職はナショナル・ウェストミンスター銀行にて調査部長、シニア・ヴァイス・プレジデント
川越敏司［カワゴエトシジ］
１９９３年福島大学経済学部卒業。１９９５年大阪市立大学大学院経済学研究科前期博士課程修了。埼玉大学経済学部助手を経て、現在公立はこだて未来大学システム情報科学部複雑系科学科講師。専門は実験経済学
望月衛［モチズキマモル］
大和投資信託審査部。ポートフォリオのリスク管理、デリバティブをはじめとする複雑な資産の分析・評価などに従事。コロンビア大学ＭＢＡ、京都大学経済学部卒業、ＣＦＡ、ｃｉｉａ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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