内容説明
成長経済に回復できるという空想、増税せず小さな政府が維持できるという幻想、「ゆとり社会」がやってくるという夢想、日本経済が空洞化しているという妄想。4つの妄想に騙されるな。
目次
序論 「失われた一〇年」説は間違いである
第1章 テロが破壊した神話と提起した課題
第2章 ヒトの経済―「成長神話もゆとり教育もまやかしだ」
第3章 モノの経済―「技術もあるし、投資でも稼げる」
第4章 カネの経済―「増税しかないではないか」
第5章 アジアへの回帰―「空洞化ではない。発展である」
著者等紹介
福島清彦[フクシマキヨヒコ]
野村総研経済研究部主席エコノミスト。1944年生まれ。一橋大学大学院修了。野村総研ワシントン事務所長、同ヨーロッパ社長を歴任。高橋亀吉賞と大来佐武郎賞を受賞
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