元切り上げ

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822243791
  • NDC分類 337.3
  • Cコード C2033

内容説明

人民元のマグマは爆発寸前?先延ばしシナリオは破局を招く。前財務官が勧める人民元問題のソフトランディングとアジア共通通貨への展望。

目次

第1部 元切り上げ(人民元問題をどう解決するか;日本の経験から中国の為替政策を見る)
第2部 円とアジア通貨の未来(日本の対外経済政策はアジアとの共生をめざす;アジア通貨危機に日本はどう対処したか;アジア通貨基金構想はなぜ挫折したか;新宮沢構想はなぜ成功したか;日本はインドネシア経済を支援する;日本とインドは新しい経済パートナーになれる ほか)

著者等紹介

黒田東彦[クロダハルヒコ]
一橋大学大学院経済研究科教授。内閣官房参与。1944年福岡県生まれ。東京大学法学部卒業。英オックスフォード大学経済学修士。1967年大蔵省入省。財政金融研究所長、国際金融局長(国際局長)などを経て、99年から2003年まで財務官。同年、内閣官房参与
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感想・レビュー

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鬼山とんぼ

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少し前黒田春彦氏の講演を聞く機会があり、誠実で洒脱なところのある人だと感じた。この本は財務省退官後にアジア圏の通貨金融問題に対する日本政府の取り組みを中心に書かれたものだが、出版後間もなくアジア開発銀行総裁に就任しており、事前勉強の成果をまとめたものといえよう。ただ、現在の日銀総裁としての活躍を予感させる物は見当たらず、そういう期待を持って手に取ったという点では失望感がないではなかった。2016/03/20

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