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内容説明
インターネットは両刃の刃である。大切な企業秘密を一瞬で白日の下にさらしてその価値をゼロにし、一社員の問題発言が会社を代表する意見と受け止められて会社の信用を地に落とす。インターネット時代に企業を守るとはどういうことなのか?インターネット先進国、米国で企業はインターネットの利用ルール「eポリシー」を導入して、プライバシー侵害、セクシャルハラスメント、著作権侵害、企業秘密漏洩などに備え始めている。本書は米国の現状と、具体的な「eポリシー」の導入について平易に解説する。日本の現状についても速水幹由弁護士の追補で詳細に取り上げる。
目次
第1部 序論
第2部 従業員からの起訴の可能性
第3部 第三者からの起訴の可能性
第4部 企業の情報と資産の保護
第5部 電子メールとコンピューターのポリシーのまとめ
追補 我が国でのeポリシーの応用
付録 サンプルポリシー集
著者等紹介
オーバリー,マイケル・R.[Overly,Michael R.]
米国ロサンゼルス市のフォレイ&ロードナー(Foley&Lardner)法律事務所に勤務するコンサルタント。専門はインフォメーションテクノロジー関連。ソフトウェアライセンス、著作権、エレクトロニックコマース、インターネット関連などの法律についてコンサルタントを行っている。これらの法律に関しては多数の著作や講演の実績がある。前職はカリフォルニア州にあるTRW社のスペーステクノロジー部門のリサーチエンジニアで、電子工学に関する学士号および修士号をテキサスA&M大学で取得した。法律学博士号はロサンゼルスのロヨラ(Loyola)法律学校で取得した
藤本叔子[フジモトヨシコ]
電気通信大学計算機科学科卒業。日本IBM株式会社にて十数年間のエンジニア生活、ドミニカ共和国にて2年間の国際協力活動の後、現在はインターネット、イントラネットを始めとする技術翻訳などを行っている。訳書は『よくわかるXMLの基礎 第2版』(日経BP社、以下同じ)『JavaBeans最短マスター』『3週間完全マスターVisual Basic6.0データベース編』『XMLバイブル』など
速水幹由[ハヤミミキヨシ]
弁護士(東京弁護士会)。1984年、弁護士登録。1992~4年、米国に留学し、M.B.A.(経営学修士)取得。速水法律事務所主宰。主な著書に『インターネット事件と犯罪をめぐる法律』オーム社(共著)(2000年9月)。『裁判実務大系30 製造物責任関係訴訟法』青林書院(共著)(1999年6月)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。