内容説明
「イ、アイ、イ」グループ代表、高橋治則。稀代の狂言回しを軸に、銀行が、政治家が、官僚が、土地が、株が踊る。「日経ビジネス」が切り込んだ、日本のバブル、闇の奥。本誌連載「泡沫」、待望の単行本化。
目次
序章
第1章 胎動
第2章 膨張
第3章 転落
第4章 崩壊
終章
特別インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuji
0
★★★★
Shinya Fukuda
0
バブル紳士の典型高橋治則の足跡を辿る手法を取りながらバブルとは何だったのかに迫ろうというもの。胎動、膨張、転落、崩壊と流れていく。個人的には特別インタビューが面白かった。ドナルド・トランプもアメリカの不動産王としてインタビューに応じている。地価は異常だったと答えている。堺屋太一の説明がとてもわかりやすい。横並びの護送船団が悪かった。高度成長期には機能したシステムが安定成長期になると機能しなくなったのだ。経済状況が変化しているのに何時迄も横並びに拘りすぎた。バブル後やっと正常な資本主義になったのだろう。2024/08/18
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