出版社内容情報
日産自動車の最高執行責任者（COO）カルロス・ゴーンが挑む企業改革を、徹底的な取材とコンサルタントの分析の両面から浮き彫りにする。日産が抱える問題は、ただ日産という一企業にとどまらず、多くの日本企業に共通する問題である。本書は、日本企業再生の試金石ともいえる日産の企業改革を率いるカルロス・ゴーンに焦点を合わせ、日本企業がこれまで断ち切れなかった７つの問題点をゴーンがどのように解決しようとしているのか、それによって本当に復活はあるのかを検証する。
「ゴーンが挑む７つの病」の目次
序 日産はなぜ転落したか
第１章 縦割り組織の崩壊
解説 セクショナリズムの排除
不安と希望の狭間で
第２章 揺れる生産現場
解説 二つの過剰－設備と雇用
工場閉鎖が招いた軋轢
第３章 部品メーカーの明と暗
解説 甘い系列からの購買
系列解体の波紋
第４章 海外事業は立ち直るか
解説 日本企業の内弁慶体質
迷走した海外戦略
第５章 日仏人材交流
解説 均質な組織の打破
組織に変容を迫るルノーの遺伝子
第６章 メインバンク依存への決別
解説 借金漬けに甘んじる日本企業
「甘え」の財務体質に大鉈
第７章 日産ブランドの再建
解説 ブランド力強化の意味
ブランド力から始める企業改革
第８章 果てなき生き残り競争
カルロス・ゴーンが語る日産の未来
付録１ 日産自動車の業績推移
付録２ 日産自動車年譜
内容説明
クロス・ファンクショナル・チーム（ＣＦＴ）、系列解体、企業ブランドの強化など、コンサルタントとジャーナリストが共同で明らかにする日産復活のキーポイント。
目次
序 日産はなぜ転落したか
第１章 縦割り組織の崩壊
第２章 揺れる生産現場
第３章 部品メーカーの明と暗
第４章 海外事業は立ち直るか
第５章 日仏人材交流
第６章 メインバンク依存への決別
第７章 日産ブランドの再建
第８章 果てなき生き残り競争
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