内容説明
「いまが最高の時期です」大統領選挙で再選に失敗、56歳で「定年生活」に入った元米国大統領が自らの老いの経験を綴った自伝的エッセー。
目次
退職後、人生の新たなステージがはじまる
老人になるとはどういうことか
大きく変わりゆく社会
アメリカの高齢者向け制度
妻との関係、子供との関係
引退後の暮らしの設計
高齢者ならではの健康維持法
夫婦で楽しむ定年後からの趣味
死をどのようにとらえればよいのか
受け身でない老後を生きる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
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レーガンに敗れ大統領生活を終えたカーターさん。そのため、1981年1月以降、56歳で「定年(後)生活」に入ったことになります。 田舎に戻ることになったものの、80歳まで生きるとして残り25年間近くをどうやって過ごすか(実際は45年弱の余生)。生活の糧も失い、田舎で経営していたカーターズ・ウェアハウスも負債を抱えて売却したくても買ってくれるところがなかった状況。しかし、幸いに某会社が事業拡大のために買収してくれることになり、また回顧録執筆の依頼もあり、その収入で当面しのげることになります。そして……。2025/02/03