出版社内容情報
乗客からは罵声の嵐。いがみ合う従業員同士。険悪な労使関係。制服の記章をはがして着用する従業員。顧客満足指標は業界ダントツで最下位。そしてついに3度目の倒産の危機……これが見るも無惨なエアライン、コンチネンタル航空の実態だった。こんなボロボロの会社を救おうと、ついに一人の男が立ち上がった。読み出したらやめられない、大好評「破天荒!」の姉妹書。
内容説明
最低のエアラインからNO.1企業へ。憎み合う労使。乗客からは罵声の嵐。三度めの倒産の危機。リストラに怯える日々。こんなボロボロの会社を救おうと、一人の男が立ち上がった。
目次
第1部 最低のエアラインからナンバー1企業へ(見るも無残なエアライン;最後の晩餐―それは誰の問題なのか;勝利へ羽ばたく―ピザの味がしないピザは誰も買わない;ファンド・ザ・フューチャー―備えがなければ未来はない;信頼性を現実に―エアライン本来の仕事を思い出す ほか)
第2部 成功へのフライト・プラン(重症患者には優秀な医師が必要;チームが勝てば、敗者はいない;コミュニケーション回線はいつもオープン;断定できる―ジッポーの価値;測定すれば管理できる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
B.J.
4
●プライドが高すぎて、頭を下げられなくなったらおしまい。危機を乗り切ろうと思うなら使えるものはすべて使え。 ●仕事をする自由と仕事に意欲を持たせるインセンティブ、この2つを組み合わせることが奇跡を起こす秘訣。 ●方針の変更がすぐに伝わるように、メモをまわし、通知を出し、掲示板には決定事項を張り出した。改善された点が次々と従業員の耳に入りそれがまた次の改善に活かされていった。 ●会社の経営で直面する問題というのは、全て人間の問題である。経営者は常に、人間の心の問題に注意を払わないといけない。・・・本文より2020/03/10
ノチヲ
1
正直に楽しく真摯にビジネスは進めるものだ。感謝の気持ちを忘れずに。読みやすく、最近のビジネス用語を使わずに、同じことを言っているので、非常に読みやすいです。ちょっとしつこいけど、おすすめ。2010/10/07
ともあきほ
0
比較的読み易い内容。いくつかはリーダーとして身につける必要がある。再度読み直すまではいかない。 2003/11/08
kuma-kichi
0
400ページ弱のかなり厚めの本なのですが、一読の価値あり! です。 真実のもつ力がそうさせるのか、それとも、ストーリー・テリングが上手いのか、 最初からぐいぐい引き込まれてしまい、気がつけば一気に読破していました。 「従業員が朝喜んで出社できる会社づくり」を目指し、コミュニケーションに注力し、 社内を透明化し、情報を「見える化」する。そのために、ゴードン氏がみずから不退転の決意で経営層から改革を発信する。 とても共感できました。 どこぞの会社の経営層にも読んでもらいたい一冊です。2012/01/05
k_jizo
0
★★★長年読みたかったが後回しにしていた本 読み始めたら一気読み 会社経営における目標 設定 報酬のサイクルがうまく回れば奇跡的なV字回復が可能になるという話。コンサルにPDCAの話をされるより、定時運行ボーナスのほうが具体的で何をすべきかがわかり面白かった。2019/11/09