目次
第1部 人生の達人(心の働き―人格への鍵;信念と期待―あなたの容器の大きさは?;効率的に生きる力の根―自尊心、自負心、自分との対話;快適ゾーン―慣れという暴君 ほか)
第2部 コーチと指導(師弟関係―効果はあがるのか。何が得られるか;人格と信頼性―どうしてあなたの言うことを聞かなければならないのか?;積極的に聞いて、率直に話す;内側からの動機づけ―モティベーション ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不動 明
2
先に苫米地さん監修の『アファメーション』を読んでいましたがこちらの翻訳の方が日本語の質の高さを感じました。勿論内容は西洋人には向いているけど東洋人的にはちょっと疲れるかなぁ的な部分も感じましたがとにかく最近読んでいる本の中では文章に高級感を感じました。何度も繰り返し読みたくなる本です。こちらは宇宙におまかせではなくしっかりと目標設定をして自分の人生の困難を克服していくのが人間としての崇高な生き方である、と感じました。苦労されて成功したルータイスさんの魂の籠った一冊でした。2019/04/13
ペイ
1
著者はコーチングという教育プログラムの先駆者です。 冒頭から中盤までは読んでて掴めない状況だったので非常に心配でした(なにせアマゾンでは定価ではとても買えない本だからです) 中盤にある「大きな目標を持て、それを分解してより具体的にしていき実行しろ」と極めてシンプルな結論が出てからは冒頭含めスッと入ってきました。 元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏は自身の著書で「目標なんか持つな」と書いておりこちらはこちらで肩の力が抜けて良かったのですが、仕事の面ではこの本の方が効果が出やすいかなと思います。2017/07/24
Ta Kano
1
アファメーションについての道を開かせてくれた一冊。メンタルトレーニングの一つの方法として知っておきたい技法。じぶんにとってわくわくする未来を形にするために、自分自身を肯定し、信念を持って行動する。信念とは、目的(~のために)と目標(どこまでやるか)に裏打ちされた行動の指針。強いチーム、活性化された組織作りの原点としての、自立した個人の育て方。