薬局で使える実践薬学

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薬局で使える実践薬学

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  • サイズ B5判/ページ数 448p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784822239619
  • NDC分類 499
  • Cコード C3047

出版社内容情報

薬の知識、日ごろの薬局業務に活かせていますか?わかったつもりの説明から脱し、薬の知識を踏まえた考え方をマスターしよう。薬の知識、日ごろの薬局業務に活かせていますか?
わかったつもりの説明から脱し、
薬の知識を踏まえた考え方「実践薬学」をマスターしよう。

DI Online人気連載「薬局にソクラテスがやってきた」の著者が、実践薬学のノウハウを伝授!

「半減期24時間のユーロジンは、飲むと1日中眠くなる?」
「アーチストに、1日1回と1日2回の用法がある理由は?」
「高齢女性へのセレコックスは要注意!」
「ARBの変更で、尿酸値が上昇したのはなぜ?」

??処方監査や服薬指導といった薬局業務では、薬物動態学や薬理学の真理に関わる様々な疑問に遭遇します。きちんと理解していないと、添付文書に書かれた内容しか説明できない薬剤師に…。実践薬学では、そんな真理を日ごろの業務に活かすための考え方を養います。

ひのくにノ薬局で月1回開かれる勉強会形式で、若手薬剤師のケンシロウとあゆみさん、そしてユウさんが、添付文書情報や薬学部で学んだ知識を120%活かすための”考え方”をわかりやすく解きます。

<<主な内容>>
4月  睡眠薬の分類と服薬指導のヒント
5月  原則通りにいかない薬物動態学のワナ
6月  “機序不明”の陰にトランスポーターあり
7月  CYPが関与する相互作用を見抜くコツ
8月  腎機能チェックはこれで完璧!
9月  抗不整脈薬の副作用から患者を守れ
10月 DOACの登場がもたらしたインパクト
11月 新旧PPIの比較から見えてくること
12月 NSAIDsの温故知新
1月  ARBの薬理にまつわるエトセトラ
2月  百花繚乱の血糖降下薬を究める
3月  化学構造式だって意味がある

4月 睡眠薬の分類と服薬指導のヒント
 1 半減期24時間のユーロジンは飲むと1日中眠くなる?
 2 エバミールが高齢者に使いやすいのはなぜ?
 3 BZD系と非BZD系の違いはどこにある?
 4 Z-Drugは本当にBZD系よりも転倒リスクが少ない?
 5 新規睡眠薬の特徴(その1)?睡眠-覚醒リズムを改善するロゼレム?
 6 睡眠薬の代わりになる催眠・鎮静系抗うつ薬
 7 新規睡眠薬の特徴(その2)?定常状態でも起きられるベルソムラ?
 〔コラム〕高齢者の「早寝」はかえって不眠をもたらす!?

5月 原則通りにいかない薬物動態学のワナ
 1 ベシケアによる口渇、開始1週間で出現しなければ大丈夫?
 2 リバロは“隔日投与”でも効く?
 3 アーチストに1日1回と1日2回の用法がある理由
 4 LABAがLABAたるゆえんを探る
 5 「シムビコート=SMART療法」とは限らない
 〔コラム〕腸肝循環によって薬効をもたらす薬

6月 “機序不明”の陰にトランスポーターあり
 1 ネオーラルと併用できるスタチンはどれ?
 2 オイグルコンとリファンピシンの併用で低血糖が起きたのはなぜ?
 3 トランスポーターがとっつきにくい理由はここにあった!
 4 メトグルコの体内での動きをトレースしてみる
 5 トランスポーターが関わる併用禁忌を押さえよ
 6 ジゴキシンとの併用に注意すべきP-gp阻害薬の見分け方
 7 リファンピシン併用によるジゴキシン血中濃度低下の機序
 〔コラム〕ジゴキシンの感受性に影響する相互作用
 〔コラム〕1つの薬をADMEで追ってみる

7月 CYPが関与する相互作用を見抜くコツ
 1 デプロメールと“頭痛薬”の危険な飲み合わせ
 2 イトリゾールでふらつき、原因は意外な所に!
 3 シュアポストとプラビックス、“併用注意”のなぜ
 4 アミオダロンはS体がお好き!?
 5 C型肝炎の薬に抗HIV薬が配合されているワケ
 6 ノルバデックス+ベタニス=薬効増強?減弱?
 7 CYP阻害薬の“強さ”はどうやって決まる?
 8 シメチジンとテオフィリンの併用注意、疑義照会は必要?
 〔コラム〕ワーファリンとフロリードゲル、併用禁忌の裏側

8月 腎機能チェックはこれで完璧!
 1 肝排泄型、肝代謝型、肝消失型の違いは?
 2 第100回薬剤師国家試験に異議あり!
 3 どうする?自力歩行できない高齢者へのタミフル投与量
 4 減量だけで万全?腎障害時のリリカの副作用対策
 5 CCrとeGFRをどう使い分ける?
 6 サインバルタが透析患者に禁忌なのはなぜ?
 7 高度腎障害患者でクレストールの血中濃度が上昇する理由
 〔コラム〕蛋白結合置換が関与する相互作用は起こらない?

9月 抗不整脈薬の副作用から患者を守れ
 1 QT延長に伴う心室頻拍に注意すべき抗不整脈薬
 2 QT延長からのTdPを回避するためには?
 3 抗不整脈薬の動態学的相互作用、「併用禁忌」のカラクリ
 4 添付文書に書かれていないシベノールの初期投与量
 5 リスモダンとサンリズム、腎障害時の減量法は?
 〔コラム〕審査報告書を活用しよう

10月 DOACの登場がもたらしたインパクト
 1 DOACの服用回数の不思議
 2 DOACの投与量から患者背景を推測する
 3 「納豆OK」だけじゃない!DOACの本当の利点
 4 心房細動の治療は抗凝固薬だけでいい?
 〔コラム〕パラメータが意味するもの

11月 新旧PPIの比較から見えてくること
 1 “PPI抵抗性GERD”にはこう対処!
 2 PPIの食前投与vs食後投与、どちらが有効?
 3 タケキャブと既存PPIはどう違う?
 4 ランソプラゾールで大腸炎の報告が多い理由
 〔コラム〕SOAPは単なる薬歴記載方法にあらず

12月 NSAIDsの温故知新
 1 アスピリンジレンマは存在しない!?
 2 高齢女性へのセレコックスは要注意!
 3 NSAIDsの肝腎な「肝」の話
 4 NSAIDsの肝腎な「腎」の話
 〔コラム〕「肝機能はASTやALTの値を見れば分かる」って本当?

1月 ARBの薬理にまつわるエトセトラ
 1 ARBの変更で尿酸値が上昇したのはなぜ?
 2 ARBと利尿薬をあえて単剤で処方する理由
 3 頭痛にも効果のあるブロプレス
 4 夜間高血圧に向く降圧薬と服用時点
 5 ミカルディスがNASHに効くメカニズム
 6 アルドステロン・ブレイクスルーを起こしにくいオルメテック
 〔コラム〕バイオアイソスターって何ですか?
 〔コラム〕コンプライアンスという概念を使いこなせていますか

2月 百花繚乱の血糖降下薬を究める
 1 メトグルコへのありがちな誤解と真の実力
 2 メトグルコの交付時に「用心」すべきこと
 3 SU薬の弱点・低血糖はなぜ起きる?
 4 SU薬の違いは「心」にもある
 5 シグマートがただの硝酸薬じゃない理由
 6 “グリニド薬は弱いSU薬”じゃない!
 7 三者三様のグリニド薬のADME
 8 DPP-4阻害薬の作用機序を理解する
 9 9種類のDPP-4阻害薬を徹底比較!
 10 SGLT2阻害薬による皮膚の痒み、「アレルギー性」とは限らない
 11 SGLT2阻害薬のわずかな違いに目を向けてみる
 〔コラム〕熊本地震と薬剤師

3月 化学構造式だって意味がある
 1 似て非なるミルタザピンとミアンセリン
 2 抗ヒスタミン薬の鎮静性を決定付ける部分構造
 3 リレンザで発疹歴のある患者にイナビルは投与できる?
 4 アロプリノールからフェブリクへの“世代交代”の理由
 5 コリンエステラーゼ阻害薬同士の切り替えは有用?

山本 雄一郎[ヤマモト ユウイチロウ]

日経ドラッグインフォメーション[ニッケイドラッグインフォメーション]

内容説明

ARBの変更で尿酸値が上昇?半減期24時間の睡眠薬は飲むと1日中眠くなる?抗不整脈のQT延長にどう注意?CCrとeGFRの使い分けは?―ひのくにノ薬局で、添付文書情報や薬学部で学んだ知識を120%活かすための“考え方”を学びませんか?

目次

4月―睡眠薬の分類と服薬指導のヒント
5月―原則通りにいかない薬物動態学のワナ
6月―“機序不明”の陰にトランスポーターあり
7月―CYPが関与する相互作用を見抜くコツ
8月―腎機能チェックはこれで完璧!
9月―抗不整脈薬の副作用から患者を守れ
10月―DOACの登場がもたらしたインパクト
11月―新旧PPIの比較から見えてくること
12月―NSAIDsの温故知新
1月―ARBの薬理にまつわるエトセトラ
2月―百花繚乱の血糖降下薬を究める
3月―化学構造式だって意味がある

著者等紹介

山本雄一郎[ヤマモトユウイチロウ]
1998年熊本大学薬学部卒。製薬会社でMRとして勤務した後、アップル薬局(本社:熊本市中央区)に入社。2008年にブログ「薬歴公開byひのくにノ薬局薬剤師。」を開設し、POS(問題志向型システム)の考え方を用いたSOAP形式の薬歴や考察を公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Y

0
読破したものの流し読みに近い部分もある。定着や仕事に活かすためには反復が必要。ステマの本も気になるものの年内はこの1冊に絞り込みたい。著者のブログも興味が湧いた。2017/09/24

ぷー

0
実際に使える知識もかなりおり込まれていて読んでいるだけで面白い。 しばらく実務から離れていたので、新しい薬のことをこの本から学びました。2019/11/07

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