出版社内容情報
観光庁は31日午前、2016年の訪日外国人観光客は10月までに2000万人を超えました。年間での2000万人突破は初めてです。政府が2020年に4000万人を目指す訪日客向けのビジネス機会を確実に捉え、市場を活性化するには、デジタルの活用が欠かせません。
本書では訪日客4000万人時代のおもてなしに必須のデジタル戦略を徹底解説。データ活用によるマーケティング、IT接客サービスの最新動向が分かります。
まずイントロとして、訪日外国人のリアルな実態を、インフォグラフィックで紹介。次いで日経BPの専門記者の取材による、ITを活用したインバウンドビジネスの最新事例をまとめました。三越伊勢丹、JR九州、民泊大手の米エアビーアンドビーなど、国内外の著名企業トップがインバウンド戦略を語ります。
巻末には資料としてお使いいただけるよう、各種のデータをそろえました。
≪序章 データで迫る訪日外国人の素顔≫
クチコミ/移動/食/買物
≪第1章 おもてなし成功のカギ、デジタル活用最前線≫
インバウンド
・総論 千客万来、カギはITにあり
Part 1 [旅マエ]スマホでワクワク感
Part 2 [旅ナカ]不便解消、快適観光
・自分だけの訪日体験を、台頭する「シェア型」企業
Part 3 [旅アト]行動分析が商機生む
デジタル交通最前線
・総論 電車もクルマもデジタルに
Part 1 [移動前]“ウーバー流”で移動を変革
Part 2 [移動中]旅の道中も「おもてなし」
Part 3 [移動後]データでつかむ移動の未来
インバウンド不毛の地、会津の挑戦
Part 1 台湾女子が「いいね!」、カリスマブロガーが会津の魅力発信
Part 2 会津をデジタル化せよ、地域横断組織「DMO」が始動
Part 3 「今や役所にもデジタルマーケティング基盤が必要だ」
インバウンド需要をデジタルで掘れ!
Part 1 越境O2O スマホ決済起点に帰国後も続く関係作る
Part 2 コト消費 スマホSNSで誘う医療ツーリズム
Part 3 爆買いバス ネットで集客、移動の足もセットで
≪第2章 キーパーソンが語り尽くす、「我が社のインバウンド戦略」≫
Interview
・インバウンド売り上げ700 億円へ、越境ECの取り組みも急務
三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長 大西 洋 氏
・「目」専業、世界70カ国に商品届ける、グローバルITシステムで「IT賞」受賞
参天製薬 代表取締役社長兼CEO 黒川 明 氏
・対面とITの融合でおもてなし、鉄道好き以外に訴求する
九州旅客鉄道(JR九州) 代表取締役会長 唐池 恒二 氏
・技術革新は本来良いもの、変化を受け入れ学ぶべき
米エアビーアンドビー CTO(最高技術責任者) 兼 共同創設者 ネイサン・ブレチャー ジク 氏
・ライドシェアで「移動」の課題を解決、70カ国でサービス展開、過疎地域も救う
Uber Japan執行役員社長 ?橋 正巳 氏
≪第3章 2020年に向けて変貌を遂げる、日本の通信インフラ≫
ストロングWi-Fi
・総論 そのWi-Fiは利用者を守れるか、サービスを強固にする3つのポイント
Part 1 [サイバー攻撃に耐える]通信事業者のノウハウを活用 監視の強化も必要に
Part 2 [通信の秘匿性を高める]EAP認証が最善解、アプリやVPNも活用
Part 3 [利用者の追跡を可能にする]使い勝手とどう折り合いをつけるか、サービス の横連携が鍵
・無線LAN運用の勘所、チャネルとアンテナを使いこなす
・東京2020に向けた社会全体のICT化の推進
≪第4章 「とりあえず分析」を卒業、成果を出すためのデータ活用戦略≫
Part 1 無計画な分析を卒業、ゴールまでのストーリー描け
Part 2 「顧客体験地図」を作る、予測のプロセスを知る
Part 3 「どこで何をしたか」まで把握、データをひも付けて価値を出す
Part 4 モニタリングで効果を見届ける、CSFとKPIを定めよう
Part 5 本分析の前に基礎分析、見える化で方向性をつか
≪第5章 多言語翻訳、スマホ決済から越境ECまで、最新ITソリューション≫
・翻訳・案内
・決済・接客
・通信
・越境EC
・マーケティング
・メディア
≪第6章 一番お金を使うのはあの国民、数字で読み解く訪日客≫
Part 1 訪日外国人の概要
Part 2 訪日外国人の消費動向
Part 3 訪日外国人が利用した情報源
Part 4 訪日外国人の行動…
Part 5 消費に関する満足度
Part 6 越境ECの概要
日経コンピュータ[ニッケイコンピュータ]
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