日経BPムック<br> 本物のデータ分析力が身に付く本 - 書き込み式演習型ワークブック

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日経BPムック
本物のデータ分析力が身に付く本 - 書き込み式演習型ワークブック

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  • サイズ A4変判/ページ数 187,/高さ 28cm
  • 商品コード 9784822237721
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C9434

出版社内容情報

込み式の演習(ワーク)を通して、本物のデータ分析力を身に付けられます。
本書で学べるデータ分析の鉄則は、どんな業種・業態の人でも役立つ汎用的なものです。これらは、大阪ガスのデータ分析専門部隊が長年積み上げてきたノウハウの一部です。小難しい理屈はかみ砕き、必要最小限の知識で効果を出せるワークを、ふんだんに盛り込んでいるので、体でデータ分析を覚えられます。
5人の共同著者らは本書の内容を基に、2日間のワークショップという形で全国約1500人にセミナーを提供してきた実績があります。本書では、そのセミナーとほぼ同じ内容を、自分のペースで体験できます。

この本って何?

用意するもの

【プロローグ】 データ分析の心構え
1. よく起こる問題
2. データ分析って何?
3. データから考えない
4. プロセスが全て

【第1章】 データ分析を設計する
1-1. 分析ストーリーの見える化って何?
1-2. なぜ「分析の概念図」を描くのか?
1-3. 分析の概念図はこう描く
1-4. 問題領域を決める
(1) 問題領域を挙げる
(2) 問題領域を選ぶ
1-5. 評価軸を決める
(1) 評価軸を挙げる
(2) 評価軸を選ぶ
1-6. 問題を文で表す
1-7. 要因を挙げる
【閑話休題】なぜ評価軸を挙げるのか?
1-8. 要因を選ぶ
(1) 重要度で仕分けする
(2) 入手しやすさで仕分けする
(3) 分析する要因を決める
1-9. 部品をつなげる
(1) 問題領域と評価軸を書く
(2) 評価軸に要因をつなげる
(3) 要因をグルーピングする
(4) 要因同士の関係を推測してつなげる
(5) 分析の流れを説明できるか確認する
第1章の理解度チェック

【第2章】データを事前にチェックする
2-1. なぜ事前チェックするのか?
2-2. データの出所をチェックする
(1) データの5W1H
(2) 一次情報かどうか
2-3. データの全体概要をチェックする
2-4. 個別の値をチェックする
(1) 欠損値をチェックする
(2) 外れ値をチェックする
(3) データの方向をチェックする
(4) データをクレンジングする
2-5. データの傾向をチェックする
第2章の理解度チェック

【第3章】 分析方法を選ぶ
3-1. 代表値を使い分ける
(1) 3つの代表値を知る
(2) 代表値の得手・不得手
3-2. クロス集計する
(1) クロス集計とは?
(2) クロス集計の注意点
第3章の理解度チェック

【第4章】 ケース実習「新商品の配置問題」
4-1. データ分析を設計する
(1) 問題領域を決める
(2) 評価軸を決める
(3) 問題を文で表す
(4) 要因を挙げる
(5) 要因を選ぶ
(6) 部品をつなげる
4-2. データを事前にチェックする
4-3. 分析方法を選ぶ
4-4. 分析を実行する

【第5章】 標準偏差を使おう
5-1. 標準偏差って何?
5-2. 標準偏差はこう使う
(1) 多様性や格差を定量化する、比較する
(2) 不確実性を定量化する、比較する
(3) リスクを定量化する、比較する
(4) 平均値の信頼性を判断する、比較する
(5) 品質を管理する
5-3. 標準偏差を計算する
5-4. 標準偏差で意思決定する
(1) 標準偏差を使ってみる
(2) 外れ値を客観的な基準で特定する
(3) 2種類の標準偏差
第5章の理解度チェック

【第6章】 グループ間の差の確からしさを検証する
6-1. グループ間の大小関係は正しいとは限らない
6-2. 大小関係の確からしさをどう考える?
(1) 確率で考える
(2) 大小関係が確からしい確率は何で決まる?
6-3. 大小関係の確からしさを判断する
(1) 危険率を見る
(2) 何%以下なら確からしいか?
(3) 「対応なし」と「対応あり」
第6章の理解度チェック

【第7章】 分析結果の受け止め方と伝え方
7-1. 結果の解釈はここに注意
(1) 仮説確証バイアス
(2) アンカリング
(3) フレーミング
(4) プライミング
(5) 擬似相関
(6) まとめ
7-2. 結果の表現はここに注意
(1) データの集め方
(2) グラフの見せ方
(3) 言葉の表現の仕方
(4) まとめ

【エピローグ】
1. 全体を振り返って
2. さらなる学習のために

河村 真一[カワムラシンイチ]

日置 孝一[ヒオキコウイチ]

野寺 綾[ノデラアヤ]

西腋 清行[ニシワキキヨユキ]

山本 華世[ヤマモトカヨ]

日経情報ストラテジー[ニッケイジョウホウストラテジー]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

44
標準偏差は誰もが使える便利なツールである一方で、誰もが使っているわけではない。標準偏差はどういうときに使えるか教えてもらっていないからかもしれない。 標準偏差では大きく五つの事が実現できる。 ひとつは多様性や格差を定量化し、比較できる。二つ目には不確実性を定量化し、三つ目はリスクを定量化し、四つ目には平均値がどれだけ信頼に足るかを計算し、いつつ目は、品質管理の基準に用いるといったものだ。 ばらつき、多様性、格差、均一性、不確実性、信頼性、品質などは、標準偏差を用いて管理できる対象になりうる。2020/07/08

いっぺ

6
10月にオージス総研の同内容の研修を受けるため、予習のつもりでナナメ読みしました。内容は「会社を変える分析の力」という著書で有名な河本薫さんが所長の大阪ガス、ビジネスアナリシスセンターのノウハウを2日間のワークショップ形式に仕立てた研修のワークブックです。この本に沿って演習し、自分の課題に当てはめて実践すれば、その二回で分析力が身に付くというもの。小中学生の頃にやった社会科や算数の書き込み式ワークブックを懐かしく思い出しました。いろいろ有益でしたが、最初の「分析の概念図」化が一番ためになりました。2017/09/25

みやこ

2
やっぱり実践となると、教科書的な感じになってしまうんだな…自分のレベルが足りませんでした…2020/07/23

suzuki

2
データ分析の入門書で、Excelの教材をダウンロードして演習形式で学ぶ。Excelでも実行可能なデータ分析手法の基礎を学ぶことができる。分析する前に何のための分析かを整理し、データをよく検証してクレンジングする、という準備の大切さは肝に銘じておきたい。第7章で、様々な認知バイアスについて解説していて、興味深く読んだのだが、普段プレゼンで意図的にやっていることがいくつかあって、やりすぎると信用を失うとの説明に、ドキッとした。2019/09/02

ヤマン

2
データ分析の手法を具体的に説明した良著である。問いとそれに対する回答がある上、分析結果のエクセルファイルを用意してあるので基本的な分析手法はマスターできると思う。データ分析の初心者はまずはこれを手にするべし。2017/06/16

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