孤立する韓国、「核武装」に走る

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孤立する韓国、「核武装」に走る

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822236809
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。「朝鮮半島の2つの核」に備えよ

北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。
米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。

もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。
「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。

目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。

日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。
風雲急のアジア情勢を読み切る、必読の一冊です。


【プロローグ】 二股外交の果てに国論分裂

【第1章】 地政学を忘れた韓国人
 1 在韓米軍の経費を誰が支払うのか
   「米国からの請求書」は日本に回せ
   日韓独は100%支払え/GDP比では韓国は優等生/日本こそ「ただ乗り」だ/またも韓国・天動説/「言いつけ方式」は藪蛇に/契約違反の店子は「損切り」/舌先三寸で乗り切れる/日米同盟は片務条約
 2 「歴史カード」を失う韓国
   日本の「被害者なりすまし」を許すな
   韓国は大損/つけ上がる日本/なりすましを許すオバマ/歴史カードを取り上げられた/「戦犯国家」はひれ伏せろ/嫉妬と事大主義/広島訪問は手土産/ウィキリークスの暴露/「真珠湾」とは交換しない/中国共産党を喜ばせるな/苦笑する「日本の右翼」
 3 中国に立ち向かう気骨はあるのか
   昔は「弱さ」を恥じる韓国人もいた
   いつもの独り相撲/「下」の日本には何をしてもいい/「感情をぐっと抑えて」/「被害者コスプレ」と罵倒する韓国/ぺらぺらと謝らない日本人/朝貢の歴史が気骨を奪う/日本人に気概はあるのか
 4 大人になったはずなのに…
   韓国は「尊敬される国」になるのか
   昔はエースが東京特派員に/亡国の100年前が再現/韓国人も平和ボケ/日米同盟強化に危機感/いまだに「二股」の朝鮮日報/韓国人の精神を堕落させる/弱さを売りにするのはやめろ/得意技は捨てられない

【第2章】 独り相撲でますます「離米」
 1 「韓国外し」が始まったというのに
   「米国から免罪符を貰った日本」に憤る
   たった150メートルなのに/安倍が「コスプレ」に活用/音無しの朝鮮日報/一犬.虚に吠ゆれば/日経も朝日も/米韓同盟はいつまで持つのか
 2 妄想報道の果てに 
   「コリアン・ロジック」で逆恨み
   謝罪はオバマでなく安倍に求めよ/日本になら何をしてもいい/米国の「うんざり」が「嫌韓」に/たった1行も書いてないのに/オバマは日本ばかり可愛がる/米国に八つ当たり/ますます現実と遊離
 3 サンチョ・パンサもいるけれど
   ドン・キホーテは『進撃の巨人』の夢を見るか
   風車に突撃する韓国人/トランプに反応「核武装を」/「日米同盟」も攻撃/左右が声を1つに/1等国民と2等国民/全体主義の誘惑/泣き叫ぶ韓国の被害者/韓国の“荒川”河口に中国漁船/「進撃の巨人」は見ない
 4 植民地支配を謝る国はない
   「塩野七生」は韓国の公敵になった
   国の品位の差/「朝日」に怒るハンギョレ/オバマに日本を叱ってもらう/新たな対日攻撃カード/飼い犬に手を噛まれた
 5 オバマに「帝国主義批判」を要求
   「米国の尾」を踏みつけた韓国
   「半島出身の人々」/中国が持ち出す「ハワイ併合」/米帝が南北を分断/米国こそ帝国主義の親分/一度、謝罪を引き出したら/友達の少ない国は…

【第3章】 蔓延する「恐中病」
 1 米国に怒られてもTHAADは拒否しよう
   ついに国論分裂が始まった国論分裂の引き金/中国を信用できるか/米中双方が怒り出す/5割弱が中国派/「THAAD」と「南シナ海」を取引/「Koexit」が始まる/中国恐怖症の韓国人/韓国でも激突する米中
 2 THAAD配備巡り米中代理戦争
   「中国陣営入り」寸前で踏みとどまった
   政権内でせめぎ合う/外交部と国防部が抗争/次期政権がひっくり返す?/「ズボンが破れた」と弁解/米中対立に巻き込まれるな/揶揄された中央日報/5つの対韓制裁/朴槿恵に指導力はあるか
 3 「中国に怯むな」と叫びながら怯む韓国人
   韓国は「唐と戦った新羅」になれるのか
   揺れるTHAAD賛成派/中国に哀願/わらにもすがる思い/「親中色」深める中央日報/臆病者の内紛/米中冷戦は30年続く/みじめな日本も屈しなかった/卑怯な姿晒す韓国/ベトナムも中国を撃退した/朴槿恵は文武王になれるか
 4 「南シナ海」でオバマの警告を無視した朴槿恵
   「THAAD」を逆手に取る中国、韓国を金縛りに
   結局は中国の属国に戻る/「中立」で中国のご機嫌取り/47%が「中国が最重要」/「弱腰」は日本のせいだ/「離米従中」がしやすくなった/「政治家への制裁」が威力
 5 「米中板挟み」で国論分裂、保守からも中立論
   習近平の「シカト」に朴槿恵は耐えられるか
   朴槿恵も中国入国禁止?/「安倍以下」の存在に/人民日報がタブーを破った/日本は化外の民/次の大統領は中国が決める?/平和を守る中国人/笑いをこらえる日本/同盟破棄で分裂を回避/「中立」を担保する自前の核
【第4章】 「南の核」も孤独が生む
 1 北朝鮮の後を追い、報復能力を着々と整備
   韓国が目論む「2020年の核武装宣言」
   潜水艦から弾道ミサイルを撃つ/3000トン級を9隻体制に/命中精度が低くても…/SLBMはロシアから導入/核弾頭は2年あればできる/「核シェアリング」も期待/習近平が朴槿恵から取った言質/日本を盾に核武装
 2 孤独を癒すにも最終兵器が要る
   二股外交の失敗が加速する「韓国の核」
   孤立無援の韓国/大統領の傲慢/恥知らずの中央日報/「反米」と「恐中」の共闘/米国に捨てられ、中国に隷属/青瓦台は無知なのか/国論分裂を防げ/核さえ持てばすべて解決/もう、大国の命令は聞かない
 3 密かに進む韓国の核武装計画
   「原子力潜水艦も持とう」
   2年で核を持てる/潜水艦で日中に対抗/原潜を持ってこそ核武装国/「南シナ海」を隠れ蓑/核武装を勧める米国/米韓同盟を打ち切れ/父親も核開発に邁進
 4 「日韓併合」をバネに核武装
   日本を「一撃」できる国になりたい
   北の核武装は秒読み/東京を守るためにロスを犠牲?/「一撃」は滅亡のキーワード/ルーズベルトにも見捨てられた/日本に吸収された方がいい/「千年の無礼」が復活/フィリピンの失敗/四面楚歌と核
 5 親米派も「もう、米国の脅しは聞かない」
   核武装して奴隷根性を捨てよう
   北東アジアに恐怖の均衡/核武装に向け国民大会/もう、米国の言いなりにはならない/中国への過剰な期待/またしても事大主義/核開発に向け着々/歴史への罪/日本は許されたのに/軍と保守勢力がタッグ

【エピローグ】 党争激化でアジアの迷子に

◎オリジナル年表 「朝鮮半島を巡る各国の動き」


鈴置 高史[スズオキ タカブミ]

内容説明

「半島の核」に備えよ。「北の暴走」「THAADの迷走」…米・中・ロ・日の狭間に生じる「危険な火種」にどう対するか。

目次

プロローグ 二股外交の果てに国論分裂
第1章 地政学を忘れた韓国人
第2章 独り相撲でますます「離米」
第3章 蔓延する「恐中病」
第4章 「南の核」も孤独が生む
エピローグ 党争激化でアジアの迷子に

著者等紹介

鈴置高史[スズオキタカブミ]
日本経済新聞社編集委員。1954年、愛知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。77年、日本経済新聞社に入社、産業部に配属。大阪経済部、東大阪分室を経てソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)。04年から05年まで経済解説部長。95~96年にハーバード大学日米関係プログラム研究員、06年にイースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。「中国の工場現場を歩き中国経済のぼっ興を描いた」として02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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HANA

38
韓国を国際情勢から読み解くシリーズ九冊目。今回はオバマ大統領の広島訪問とTHAAD配備の二つだけで一冊が終わってしまった。それでもこの二つの問題だけで対日関係と対中関係がそれぞれ説明できてしまうようにも思えるなあ。かつて誰であったか韓国人は政治は形而上学的なものにする、的な事を書いてあったが、特に前者からはその癖がぷんぷんと漂ってくるなあ。後者からは大国に挟まれた小国の悲哀が伝わってくるというか……。読んでいると色々な問題が浮き彫りになってくるが、多分次回特大の爆弾である朴大統領の問題が出てきそうだなあ。2016/12/14

ケイ

7
オバマ大統領の広島訪問、THAAD配備を巡る米中の攻防、そして核武装へと突き進む韓国……。この国はどこへ向かっていくのでしょうか。地政学的、歴史的なことから「チャイナ・フォビア」に陥らざるを得ない韓国には同情してしまう所もあります。つくづく、日本が海洋国家で良かった……。次回作も出ると思いますが、間違いなく今、韓国を賑わせている朴大統領の不祥事(というレベルで済まないと思いますが)がネタにされるでしょうね。もっとも、彼女の生い立ちも不幸なものなので何とも複雑な心境です……。2016/11/27

Fumi Kawahara

3
最近の朴大統領とその親友のアレコレのニュースを横目で見ながら斜め読み。つくづく、反日を基盤に作った国だなぁ、と。どうしても、どうしても、どうしても日本を無視できない。反日なくして韓国なし。李大統領がウチのお上に言及した時、私は「ついにウチの御霊をとりに来やがった・・・ならば、お前の御霊(反日)もとっていいってことだよね?」と意地悪く思ったもんですが、米中対立の中、中国に煽られるままに反日に走って米国から見捨てられ論が出るあたり、やっぱ反日が御霊だったか(・ω・)今回の騒動、どーなるんかのー(棒)2016/11/05

in medio tutissimus ibis.

1
韓国がどうしようもなく混迷しているのは理解できたが、それが何によってもたらされるものかはいまいち理解できない。強いて言うなら、状況が変わったのに適応できていないという事で、日本も平和ボケという形で適応の遅れを指摘されているのだけれども、それですべてが説明できる感じではない。恐らくは、周囲の状況のみならず、韓国は韓国自身に適応できていない。強くなったのか、弱くなったのか、その両方なのかは定かではないが、韓国がこれまで通りに固執するほどに韓国はこれまで通りではなくなっていっている。そんな印象を受けた。2017/12/26

ゆきまさくん

1
「早読み 深読み 朝鮮半島」シリーズの直近版を読んでみた。 韓国は親米派と親中派に分裂したとの根拠をTHAADの在韓米軍基地への配備をきっかけに解説している。 しかし、文化の違いと言ってしまえばそれまでだが、こんなに日本と韓国の考え方、思考回路と言うべきかもしれないが、これとか感性が違うとは!! 日本が中国に朝貢しなかった歴史一つとってみても、中国の属国にならなくて良かったと思う日本と、中国の冊封体制に入れなかった野蛮な化外の民・日本とみる韓国の物の見方一つとっても違いが鮮明だ。 なかなか大変だ。2017/09/23

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