事件に学ぶ廃棄物処理法

電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

事件に学ぶ廃棄物処理法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822236625
  • NDC分類 519.7
  • Cコード C0034

出版社内容情報

他者が起こした失敗事例から、
廃棄物処理法と実務のポイントを学ぶ他者が起こした失敗事例から、
廃棄物処理法と実務のポイントを学ぶ

◆前代未聞の事件、廃棄物食品横流し事件を徹底リポート
◆数々の事件から、廃棄物書類法のポイントを学べる
◆Q&Aでは業者の選び方や現地確認の方法を徹底解説

横流し、リサイクル偽装、不法投棄事件――。
本書は、数々の事件をひもときながら、廃棄物処理法の重要ポイントや現地確認などの実務ノウハウを余すことなく解説しています。
事件別に学習テーマを定めてポイントを端的に説明しているので、すべてを読めば体系的に学べる構成になっています。
実務担当者だけでなく、管理する立場の管理職や工場長、経験が浅い新任担当者にもお勧めです。

【第1章】 ダイコー事件の教訓
・ダイコー事件の衝撃? 事件の発覚から倒産まで
・ダイコー事件の衝撃? 1万5000立方メートルをどう処理する
・ダイコー事件の衝撃? 愛知県が全量撤去にメド
・排出事業者に緊急調査 現地確認するも不正見抜けず
・横流し事件の教訓? 排出者責任を徹底せよ
・横流し事件の教訓? 先進企業の自衛策を紹介
・横流し事件の教訓? 想定外のリスクに備え排出者責任を徹底する

【第2章】 事件に学ぶ廃棄物処理法
1、廃棄物の定義
 廃棄物か疑わしい場合は「総合判断説」に立ち返る
2、不法焼却と不法投棄
 自社構内でも原則禁止 焼却や投棄に厳しい罰則
3、一般廃棄物と産業廃棄物の区分
 区分ごとの許可業者に委託 間違えれば委託基準違反
4、産業廃棄物の委託基準? 
 初歩的なミスから不法投棄に巻き込まれる
5、産業廃棄物の委託基準? 
 リサイクルでも許されない無許可業者への委託
6、産業廃棄物の委託基準? 
 マニフェストの報告ミスで発覚 無許可委託で環境責任者が処罰
7、マニフェスト
 法定記載事項の記入を処理業者に任せて書類送検
8、委託契約書の作成
 契約書不備が発覚し不法投棄撤去の行政処分
9、特別管理産業廃棄物
 建物や工場の解体時にご用心 PCB産廃の無許可委託で逮捕
10、廃棄物の保管と排出時の処置
 危険物管理は慎重に 分別保管と分別排出を徹底
11、廃棄商品の横流し
 横流しを防ぐには現地確認とリスク管理を徹底
12、建設廃棄物の処理
 些細な工事も建設工事に該当 元請け業者に大きな責任
13、不正なリサイクル
 発覚した時には手遅れ リサイクル偽装を防ぐ手立ては
14、リスク管理
 行政指導に応じず放置 不法投棄報道でイメージ悪化

【第3章】 廃棄物処理法Q&A

・処理業者との付き合い方? 処理業者選定のポイント
・処理業者との付き合い方? 現地確認のポイント(事務所)
・処理業者との付き合い方? 現地確認のポイント(処理場・前編)
・処理業者との付き合い方? 現地確認のポイント(処理場・後編)
・処理業者との付き合い方? チェックリストの作り方
・リスク管理? 廃棄物リスクを経営層に訴える
・リスク管理? 新任担当者への教育方法
・リスク管理? 行政対応のポイント
・現場ノウハウ? 分別方法を見直したい
・現場ノウハウ? 産廃と一廃の区分が異なる
・現場ノウハウ? 条文が分かりにくい
・現場ノウハウ? 特別管理産業廃棄物の管理

【巻末付録】 廃棄物処理実務に役立つ重要法律やガイドラインなど

堀口 昌澄[ホリグチ マサズミ]

日経エコロジー[ニッケイエコロジー]

内容説明

事件に巻き込まれない最良の方法は、他者の失敗事例に学ぶことだ。横流し防止策を徹底解説。No.1環境経営誌「日経エコロジー」の大反響特集と人気連載を収録。

目次

第1章 ダイコー事件の教訓(ダイコー事件の衝撃1―事件の発覚から倒産まで;ダイコー事件の衝撃2―1万5000m3をどう処理する;ダイコー事件の衝撃3―愛知県が全量撤去にメド ほか)
第2章 事件に学ぶ廃棄物処理法(廃棄物の定義―廃棄物か疑わしい場合は「総合判断説」に立ち返る;不法焼却と不法投棄―自社構内でも原則禁止 焼却や投棄に厳しい罰則;一般廃棄物と産業廃棄物の区分―区分ごとの許可業者に委託 間違えれば委託基準違反 ほか)
第3章 廃棄物処理法Q&A(処理業者との付き合い方1―処理業者選定のポイント;処理業者との付き合い方2―現地確認のポイント(事務所)
処理業者との付き合い方3―現地確認のポイント(処理場・前編) ほか)
巻末付録 廃棄物処理実務に役立つ重要法律やガイドラインなど

著者等紹介

堀口昌澄[ホリグチマサズミ]
1974年生まれ。早稲田大学卒業後、アミタに入社。廃棄物処理法のコンプライアンス支援のコンサルやセミナーの第一人者となる。2016年4月スズトクホールディングスに転職。小型家電リサイクル推進課課長兼イノベーション戦略担当として、静脈産業の育成と活性化・持続可能社会の実現に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまっち

0
久しぶりに仕事で関わるので、感覚を取り戻したくて手に取った。タイトル通り、ポイント毎に具体的な事案に沿って説明されるので、わかりやすい。それぞれの事件から得る教訓と、排出事業者として具体的にどういう対策をすべきか Q & A にまとめられているのも良かった。2022/04/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11127397
  • ご注意事項

最近チェックした商品