MAZDA DESIGN―DESIGN BRANDING BUSINESS

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MAZDA DESIGN―DESIGN BRANDING BUSINESS

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822235987
  • NDC分類 537.067
  • Cコード C2034

出版社内容情報

デザインがブランドとビジネスを強くする。

デザインを原動力にしてブランド価値を上げ、今なお進化を続ける同社のブランド戦略の全容に迫る


「デザインがブランドを、会社を変える」――マツダのブランド戦略が加速している。
デザインをテコにしてブランド価値を上げたい、会社を変えたいと考える企業は多いが、それは容易ではない。
デザインをどうレベルアップさせればよいのか。社内の意識改革をどう進めるべきかなど、様々な課題がある。

マツダはなぜ変わることができたのか。
本書では、マツダのデザインに対するこだわりが次第に他部門まで伝播していく様子を徹底取材。
これまでの進化の過程をたどりながら、今なお進化を続けるマツダのブランド戦略の全容に迫る。

巻末には「K360」から「コスモスポーツ」、そして「ロードスター」まで
マツダの傑作を一挙に振り返る「マツダデザインヒストリー」を収録。

≪主な内容≫
第1章:進化を続ける魂動デザイン
 マツダの未来を示すビジョンモデル
 魂動デザインとは何か
 日本の美意識
 アドバンスデザインスタジオの役割

第2章:魂動デザインをカタチに
 CX-8=上質を追求した国内最上位SUV
 CX-5=ブランド改革を牽引し続ける「CX-5」
 CX-3/ロードスター/ロードスターRF
 アテンザ/アクセラ/デミオ

第3章:ものづくりを飛躍させる共創
 進化を止めないカラー開発
 デザインが加速させたものづくり改革
 マツダ流のデザイナーの感性の磨き方

第4章:ブランドをデザインする
 新世代店舗がブランドを強化する
  高田馬場店、碑文谷店、ブランドスペース大阪、海外店舗
 サポーズデザイン インタビュー
  「建築家×自動車デザイナー 感覚の違いが店舗デザインに昇華」

第5章:マツダデザインのすべて
 前田育男・常務執行役員 最新インタビュー

■マツダデザインヒストリー■
・1959年/K360
・1960年/R360クーペ 
・1967年/コスモスポーツ 
・1968年/ファミリアロータリークーペ
・1969年/ルーチェロータリークーペ
・1971年/サバンナクーペGS2
・1978年/RX-7
・1980年/5代目ファミリア
・1981年/3代目コスモ
・1989年/ロードスター
・1991年/3代目RX-7
・1992年/ユーノス500
・2002年/アテンザ

内容説明

デザインがブランドとビジネスを強くする。ブランドの根幹を為す「魂動」、部門の壁を壊した「デザインカスケード」「共創」、日本の美意識を追及する「CAR AS ART」、繊細でクリエイティブな「匠モデラー」。マツダが変わった理由とは?写真で振り返る「マツダデザインヒストリー」。ロードスターから最新ビジョンモデルまで!デザイン&ものづくりの秘密に迫る。

目次

1章 進化を続ける魂動デザイン(未来を示す最新ビジョンモデル;カタチではなく本質的な概念「魂動デザイン」 ほか)
2章 魂動デザインをカタチに(3列シートの国内最上位SUV「CX‐8」;ブランド改革を牽引し続ける「CX‐5」 ほか)
3章 ものづくりを飛躍させる共創(進化を止めないカラー開発;デザインが加速されたものづくり改革 ほか)
4章 ブランドをデザインする(あらゆる顧客接点に魂動デザインを貫く;新世代店舗を生んだ建築家との共創)
5章 マツダデザインのすべて(カタチを創造し、文化をつくるのがマツダデザイン)
マツダデザインヒストリー

著者等紹介

廣川淳哉[ヒロカワジュンヤ]
編集者。「日経デザイン」「BRUTUS」「AXIS」といった雑誌や、Hondaなどさまざまな企業のウェブサイトで編集と執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

幹事検定1級

16
世界のシェア2%を狙うジャパンプレミアムブランドとして確立あるマツダ。欧州車のように今のマツダはコンパクトカーからフラッグシップカーまで同じ顔を持つ。値段以上のこだわりと高級感が漂うインテリア。このコンセプトでいつまでもマツダらしく車を作ってもらいたい。マツダファンの一人としての願いです。(図書館本)2019/07/14

yoei H

6
山口周さんの「美意識」を読んで、改めて興味を持ったマツダデザイン。その強みは、社員それぞれが主役になり、素晴らしいモノを造り上げるんだという感覚の共有。これがマツダのクルマづくりの強みなんだろうな。 部門間の垣根を超えたアサーティブ的なコミュニケーション。型の磨き一つを取ってもこだわりが素晴らしい。 クルマづくりに素直で、淀みなく空気が流れている印象を受けた。2022/12/11

k_m_d_ds

1
魂動に始まる最近のマツダ車のデザインの作り方、デザイナーとモデラーの関わり方など読み物としても楽しい。写真がふんだんに掲載されていて、それを見るだけでも楽しめます。2018/01/14

きよ

0
「我々がこれからチャレンジしたいのは、映り込みが絶えず変化して、光の移り変わりによって、まるで生きているように感じられるデザイン」マツダを復活させた「魂動」デザイン。日本の美を本気で追求し、光と映り込みによって生命感を表現する前田育夫さんのインタビューや、デザインを造形に変えるためにプレス金型部門が作った御神体、ソウルレッドを技術に落とし込んだタスクチーム。息を飲むような美しいクルマが生みだした要素が詰まってます。日本の伝統を表現するプレミアムブランドを目指すマツダへの愛と敬意を感じずにはいられません。2017/12/20

鯨、或は山田

0
なんか広報が作ったカタログみたいな出来に思えた。なんでマツダのデザインがいいのか、について客観的な評価や批判はまったくない。したがって目新しさも感じない。他社とどう違うのか、なぜ違うのかといった比較やこれまでのマツダのデザインとの繋がり/断絶、具体的にコンセプトカーをプロダクトに落とし込む手法とか、そんなんが読みたいのに。シナリ→タケリ→アテンザとか、ホントに凄いなーとか思ったんだけどなぁ。2017/12/07

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