内容説明
アップルやアマゾンのような既存市場を変えるルールチェンジャーが次々に登場する「破壊的イノベーション」の時代。日本企業には、細かい改善・改良だけでなく、社外のアイデアを取り入れる「オープンイノベーション」が求められている。にもかかわらず、多くの企業は、内向きの発想を変えられずに悩む。本書は、先進企業のインタビューも多数交え、オープンイノベーションの実践に悩む企業への処方箋となる。
目次
1 日本企業のオープンイノベーションはなぜうまくいかないのか?
2 オープンイノベーションを受け入れる土壌づくり
3 オープンイノベーションの仕組みを構築する
4 オープンイノベーションの仕組みを軌道に乗せる
5 ベンチャー企業とうまく連携する
6 取り組み始めた業界の現状を知る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりりんワイン漬け
7
Open Innovationは既に始まっており、掛け声倒れになるものではない。ただ残念なのは智の共有は大企業だけでなく中小企業も欲している。本書は中小企業に対するOpen Innovation活動の支援を行う会社による執筆です。大企業が欲するベンチャーという視点が色濃い。ベンチャーへの支援活動を行う企業ならではの視点で次回はまとめていただきたいですね。2017/10/30
myvi
2
実家にあった本。今更読んでもという気がしたが、オープンイノベーションに関わる業務をする人が、何から始めればいいのか、社内をどう動かせばいいか、ベンチャーとの付き合い方は、などが丁寧に書かれている。目から鱗という内容ではないが読みやすかったし、何より表紙がかっこよかった。2023/06/09
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